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当たり前のことを当たり前にするということ

わたしはフリーランスで仕事をしているので、日中は基本的に家にいる。

ということ踏まえればおそらく、出社して仕事をしている方々よりも自由に使える時間が多いと思う。仕事が立て込んでいないときは幼稚園に通う次男を降園時間の14時半には迎えに行けるし、長男も遅くとも17時には帰宅して入浴して就寝は大体20時ごろだ。

もちろんフリーランスにはフリーランスの大変さもあるが、メリットとしてはそういったところだろう。

続いていく毎日に向き合う

そんな時間の融通の利くわたしであってもやはり「毎日しなければならないことをする」というのを苦痛に感じるときは当然ある。

ここでいう「毎日しなければならないこと」とは、いわゆる洗濯・家事・料理である。

どれも大事ではあるが、子供の健康を考えれば料理が優先順位としては高い。

毎日やるべきことを細かいことまで言えば、朝起きて朝ごはんを作って、お弁当を食べさせて、自分の身支度をして家の掃除をして、子供たちの用意のチェックして、長男を送り出し次男を幼稚園へ送る。

そして帰宅して仕事をしつつ、料理や掃除といった家事を並行する。

夕方には子供を迎えに行って帰宅、一緒に勉強をする時間を設け、夕飯を食べさせてお風呂に入れ就寝させる。もちろんこの間、食べ終わった食器を洗ったりお弁当箱を洗ったり、洗濯をする。

人数が多いだけ、家事は大変である。

母親(父親)になるということ

ふと、世の中のママやパパたちはすごいと思う。

親になった途端、生活は一変し、自分のことは後回しになっていく。

家の中を綺麗に保ち、子供を育て、自分も綺麗にしておきたいし家族の健康も守りたい。

そういった当たり前に回っていく生活を、当たり前のように維持していくというのは簡単なことではない。

それでいて、育児の醍醐味でもある。

もちろんその中のどれかができない、苦手だ、という方もいると思う。

わたしだって家の中が汚いときもあるし、料理は外食に頼るときも多い。

ちなみにわたしは育児がしんどい時期にニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詩を読んでいた。今も書斎の本棚に立てかけている大事な本だ。
特に乳幼児の育児に奮闘するママにおすすめしたい。


当たり前のことを当たり前にできることを、誰かに褒められるわけでもない。

どんなに忙しくても忙しいと口に出せないときだってある。

それでも毎日が続いていく。時には息抜きして。

道ゆくママたちを見ながら、そんなことを思ったりする。

みんな他人には見えない大変さと向き合って、がんばっているのだなと思えば育児はまた違って見えて、子供がいないときと今ではわたしの世界はだいぶ変化したように思う。

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