アレルギーと決別したい#47
先日、耳鼻科へ行って衝撃的事実を知る。
わたしは幼い頃から喘息・アレルギー持ちで、物心ついた時にはアレルギー専門の病院で血液検査を受けていた。
幼児期はひどい喘息で、卵や鶏肉といったものもアレルギーで食べられず、大きくなるにつれて食べ物のアレルギーや喘息は改善したものの、今なおわたしを悩ませるのがアレルギーだ。
ダニ、ハウスダストなどが原因で、年中鼻炎に苦しんでいる。大掃除の時にはマスクは必須だし、砂ぼこりのする場所や人混みでも急に鼻炎がひどくなる。
犬や猫など飼おうものなら、わたしは死んでしまう。かわいいが触れたいとは思えない。おそらく近づくとその日1日はティッシュが友達になってしまう。
それほど、ひどいときにはひどい。
しかし、先日喉の調子が悪く、耳鼻咽喉科へ行ったときの話だ。
喉が痛いだけでその日は鼻や目の痒み、ムズムズ、くしゃみ等はなく「今日は珍しくすこぶる調子良いな」って日だった。
先生に、
「喉はかなり痛いんですけど、鼻炎はなくて調子良いです!」
と伝えると、
「え?鼻の奥を診せてもらったけど、相当ひどいよ。」
と言われた。
衝撃的事実。
じゃあ調子の悪い日にぜひ診てもらたい、この誠実そうな先生が「相当ひどい」以上に、どんな言葉を使ってわたしを診断するのか知りたい。
しかしながら、本当にひどい時はティッシュも手放せないし、歩くこともままならない。
目も開けられないくらい腫れる時もあるし、くしゃみのしすぎで頭も痛いので病気へ行こうという気も失せる。
次は必ず調子の悪い時に診てもらおうと思いつつ、運転する気力もないので実現できないでいる。無念…!
ちなみに今日は急に冷え込んだせいもあって、寒暖差アレルギーまで発症し相当苦しい1日だった。
ああ、なんであの人はあんなに普通に生活できてるの…と嘆きながら、鼻をすする。
正直、大人になってからは喘息よりもアレルギーの方がツライ。
処方された薬も効かない時もあるし、アレルギーが一度出たらもう何をしたって良くはならない。
対策しては、横になるかなにもせずじっと座っておくこと。
今日はおそらくティッシュを一箱使った。
鼻セレブのやさしい感触に感謝しながら、アレルギーと闘う。
嗚呼、今年もまた冬が始まった、と思った。
〜fin〜