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心のバリアフリー#94

皆さんは、車椅子に乗ったことがあるでしょうか。
何か怪我をした方は経験あるかもしれませんが、なかなか触れる機会はないように思います。

今回はちょっとだけ、バリアフリーのお話をさせてください。

わたしと車椅子の出会い

わたしは小学生の頃、父の仕事場に遊びについて行くと来客用の車椅子が置かれてあり、それに乗って遊んでいたことがよくありました。
なかなか触ることができない車椅子。興味津々でした。

車椅子に座って手でタイヤを回す。
足を動かさないから楽かと思いきや、思いのほか手が疲れる。
室内のちょっとした段差を越えるのも、手の力では到底乗り越えられず子供ながら移動に不便を感じました。

父の用事が終わる1時間ほど、そんなふうに車椅子でウロウロして帰る。

車椅子の便利さと不便さを少しだけ体感した幼少期でした。

高橋尚子さんの活動を知って

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ムラカラの作品でご一緒した典彌さんと株式会社CREITを立ち上げた高橋尚子さんは、典彌さんとお仕事をするちょっと前から知っていました。

わたしはテレビを全く見ないのですが、熊本に住んでいる方はもっと前からメディアでしょうこちゃんのことを知ってる方は多数いらっしゃると思います。

彼女のプロフィールをYoutubeから引用します。

高橋尚子/Shoko Takahashi (28)
17歳の時に不慮の事故で頸髄を損傷。四肢麻痺となり、一生車いす生活を宣告されました。
「前を向いて生きる」それは、私にとって簡単なことではなくて、心からそう決心できる日が来るまでには長い長い年月が必要でした。時間はかかったけれど、私が今「生きてて良かった」と思えるのは、間違いなく人の支えや優しさに救われたから。その人たちに「元気な姿を見せたい」と、前向きに生きることを決めたのが最初のきっかけです。「人生楽しもう!」と、一歩踏み出す勇気を持ったことで、私の世界は変わりました。あの時のあの一歩がなかったら今の自分はいない。そんな場面ばかり。
次は私が、誰かにとっての「一歩踏み出すきっかけ」となれたら、とても嬉しいです。

しょうこちゃんにとっての「前」は事故当時、この文章を見るだけでもおそらく何も描くことができない未来だったのかなと思います。

そしてやっと気持ちを奮い立たせても、できないことにぶつかるとその気持ちが消えてなくなりそうな想いをいくつもしたことでしょう。

それはわたしには想像できないほどの絶望で、涙した日が数えきれないほどあったのだと思います。

わたしが子供の頃に感じた車椅子の段差以上の乗り越えられない壁が、いくつもあったはず。

そんな彼女の挑戦は見る人に勇気を与えます。
それは「わたしにもできるかもしれない」という、自分を奮い立たせる大きな一歩。

その一歩一歩が、道になっていくのだと思うのです。

今回しょうこちゃんの歩んできた道に少しだけ関わらせていただいたのが、肌美和株式会社さまとのコラボ商品のBGM。
どうぞこちらをご覧いただければ嬉しいです。

冒頭の音楽を制作しました。デザイン、動画、音楽もすべてプロモーションはCREITのみで行なっています。

動画/中川典彌
化粧品デザイン/高橋尚子
音楽/鎌田優紀子

商品開発を通したバリアフリーへの想い

しょうこちゃんと典彌さんが代表を務める株式会社CREITと肌美和株式会社さまがコラボして、開発されたのが馬プラセンタと馬油を配合した上質な保湿クリーム。

年齢・性別問わず、手が不自由な方でも使える保湿力に優れたクリームです。

クリームのポンプ式ってなかなかないですよね。
フタを開けるタイプだったり、チューブ型と比べると、プッシュしやすく軽い力でクリームを使うことができます。

このユニバーサルな視点で物事を考える視点を大切にして、人の優しさや思いやりでバリアを無くしていきたいと考えているのがCREITです。

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丸っとしたデザインと、CREITのロゴもキュート。
白を基調としたデザインも、清潔感があって家のどこに置いてもインテリアを邪魔しないって良いですよね。

化粧品デザインもしょうこちゃんこと高橋尚子さんが手掛けています。

ひとつで約2〜3ヶ月使えるとのことで、ぜひお試しください。

ご購入はこちらから。

実はまだお会いしたことがないしょうこちゃん。

好みの雑誌も同じだと知っているので、会った時には好きなことや心のバリアフリーについて話せる日を楽しみにしています。

そして彼女の想いが、多くの人に伝わるようにわたしも尽力していきたいと思います。

しょうこチャンネルはこちら。

肌美和株式会社さま

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