鶏肉の葛ひき グリーンピースあん
2月頃から店頭に並びだした豆類ですが、今が旬!
そら豆、グリンピース、さやえんどう、スナップエンドウなどなど。
私は、うすいえんどうが好きなのですが、なかなか東京では見かけない。
よくあるえんどう豆より、色がずっと淡く、皮が柔らかくて、香りも穏やかなんです。豆ごはんにしても美味しいですよ。
うすいえんどうを見つけた時には、ぜひ使ってみてください!
さて今日は、私もお気に入りの一品【鶏肉の葛ひき グリーンピースあん】をご紹介します。
鶏肉はあっさりした胸肉がおすすめですが、ささみでもいいですね。これをそぎ切りにするのがポイント。繊維を断ち切るように切ると、口の中ではらりとほぐれ、食べやすくなります。
片栗粉や葛粉をつけることを葛打ちと言います。周りをでんぷんでコーティングすることで、火が入った時に、でんぷんが透明になって、つるんとした口当たりに。
だしは、鰹と昆布の合わせだしがおすすめですが、昆布だしでも美味しくできますよ。
長芋を桜型で抜いて、名残のお花見、と洒落てみてはいかが?
【鶏肉の葛ひき グリーンピースあん】
材料(2−3人分)
鶏胸肉 200g
酒 大さじ1
淡口醤油 小さじ1
生姜汁 小さじ1
葛粉 適量(なければ片栗粉で代用)
グリーンピース 200g(豆だけで100g程度)
長芋 適量(5ミリ厚で1−2枚)
だし 300ml
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/4
淡口醤油 小さじ1
葛粉 適量(なければ片栗粉で代用)
作り方
①鶏肉はそぎ切りにし、酒・醤油・生姜汁を揉み込み30分以上おく。
②グリーンピースはさやから出し、塩ゆでする。ザルにあげ、冷ます。
③長芋は桜など好きな型で抜く。
④鍋に湯をわかし、①の鶏肉の水分をきり、葛粉(または片栗粉)をうすくはたきつけ、ゆでる。
⑤だしをあたため、グリーンピースを入れ、みりん・塩・醤油を加える。長芋を加える。
⑥水溶きの葛粉であんをひく。(なければ片栗粉で)
⑦器に鶏肉を盛り、あんをかける。
とろんとしたあんが、花冷えの時期にはうれしい一品です。
どうぞお試しください。