「ハイヤーセルフ・ジャーニー〜旅で癒されるココロ〜」40 奈良編 興福寺① 奈良といえば鹿
吉野から奈良市へ帰ってきて、まだ余韻覚めやらずだったのですが、時間は有限。次の日、奈良市を巡りました。
名古屋〜伊勢志摩〜奈良と続いた旅も今日が最終日。
奈良と聞いて真っ先に浮かぶのが鹿🦌。
幼い頃、奈良に連れて行ってもらった時、鹿せんべいをあげたことは今でも記憶に残っています。
奈良市の旅は子ども時代に遡るものだったのかもしれません。
それはハイヤーセルフからの声。
宿泊しているアングランデホテル奈良から興福寺へは徒歩3分内。(広い道路の向かい側)
今日も快晴、旅日和。
信号を渡るとそこにはもう鹿🦌がいました。
鹿は人慣れしていて、道路を歩いていると寄ってきます。(鹿せんべいを持っていたらもらおうという魂胆見え見えな感じ😅)
鹿せんべい売りの方がいらっしゃったので、早速買いました。
鹿が集まる、集まる。差し出すとすごい勢いで食べる、食べる😳食欲旺盛。
買った分はあっという間になくなりました。
私がまだ鹿せんべいを持っていると思って、私の横や後から鹿🦌がついてきます。
鹿せんべいってよっぽど美味しいんでしょうね、鹿にとっては。(ちなみに鹿せんべいの原料は小麦粉と米ぬか。砂糖などは一切入ってないんだそうです。人が食べてもヘルシーで良さそう😊)
道路から興福寺敷地内の庭が見えます。桜🌸が満開で、風が吹くたびに花びらが舞い散ります。その光景の美しいこと。しばらく見惚れていました。
興福寺の中へ入りました。遮るものがなく、陽射しを一身に受けている感じ。
春爛漫という言葉はこういう時に使うんだなと思いました。
真っ先に目に入ったのは五重塔と東金塔。そして、桜🌸と鹿🦌。
思わず桜の木と鹿の所へ吸い寄せられました。
鹿は桜の花びら🌸を食べているようにも、追いかけているようにも見えました。
まるで遊んでいるよう。風が吹くたび、花びらがふわりと舞うので。桜の花びらと鹿。奈良でしか見られない、春の風物詩。
「鹿は神様の使い」と聞いたことがあります。
奈良では鹿は天然記念物です。
調べてみると春日野地に東の「鹿島神社」から神様を乗せてきたのが「白鹿」だったのだそう。
その子孫が「奈良の鹿」鹿と奈良は1300年余りの歴史があるようです。
それは大事にされるはずです。実際、神様を乗せてやって来て、根づいているのですから。
私は桜🌸の花びらと鹿を観ながら、長い歴史の一端を見せていただいたなぁと感慨深かったです。