演奏家に会いに行ってみた

馬場武蔵テレビレッスンやりました。

さっきょく塾オンラインサロンでは11月は二週に渡って、ドイツ在住指揮者、馬場武蔵さんをゲストにグループテレビレッスンを行いました。当初一時間のはずが、白熱したレッスンが二時間続き、話題もノーテーションから歴史、オペラについて、アンサンブル・モデルンでの経験など、多方面からお話頂きました。ここではご紹介も兼ねて、冒頭部分のみ書き起こしたものを載せていきます。冒頭は手前味噌ながら、わたなべ作品《アクアの団地》から。「へーこんな感じのレッスンだったのねぇ」と思っていただければ←レッスン希望者は、来期さっきょく塾オンラインサロンへご応募くださいね。

わたなべ:初めてのゲスト講師によるオンライン電話会議というのをやっています。今日は指揮者の馬場さんを講師に、さっきょく塾生は生で指揮者に何でも聞いてみよう、という趣旨です(馬場さんの経歴、お人柄などはこちらから)。

馬場:なるほどなるほど。

わたなべ:なかなか、今現在海外で活動する演奏家や作曲家にダイレクトに何かを聞くチャンスってないじゃないですか。今回まとめて時間取ってもらって、わからないこととか、困っていることとか聞けたら良いんじゃないかなって。早速私から質問していって良いですか?

馬場:どうぞ、どうぞ。

わたなべ:私が今回見てもらいたいのは、「アクアの団地」という作品です。編成は、クラリネット、スティールギター(とE-Bow)、ピアノを一群、フルート、バイオリン、チェロ、打楽器、そしてカヌーンを二群に分けた、中規模室内楽です。カヌーンはエジプトの撥弦楽器です。楽譜全体はこちらから

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