アンスガー・ベステのレクチャー①
さっきょく塾、今期は「楽器・非楽器」をテーマに進めていきます。楽器とは何か?そしてその範疇は人により異なるものであります。子供にとっては食べている食器さえもすぐ楽器になってしまう。そのモノのどこに、音楽を見出すのか、それも作り手自身が発見していくものなのかもしれません。ジモン・ルンメル、ナ・ソクジュ, Ana Dall'ara-Majekに続き、第四弾。アンスガー・ベステのレクチャーより、一部を抜粋でみなさまにお届けします。
アンスガー・ベステ(Ansgar Beste)は、1981年スウェーデン生まれの作曲家。以前よりフェスティバルや講習会などで度々会うことが多かったアンスガー。とても明るく、その人柄と似てワクワクさせてくれる作品を多く書いています。彼のホームページに書かれているように、作曲家でありリサーチャーでもあるアンスガーの書斎は、どこもかしこも本で溢れており、彼が研究熱心に音楽に取り組んでいる姿が、お部屋からも感じられました。
今回のさっきょく塾ゲストレクチャーでは、彼が長年取り組んでいる「楽器のプレパレーション」について具体的に実演を交えながら、レクチャーして頂きました。
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