楽器法ミニコラム③「オーケストラをどう読むか」
「様々なカラーや質感をどう書くか」をテーマにしたシリーズコラム。第三弾は、オーケストラ。今月(2020年1月)さっきょく塾オンラインサロンでは、マンスリー講師として作曲家、山根明季子さんをお迎えしています。そんな山根さんからオーケストラに関する思考の宿題を頂きました。
1) オーケストラを書きたいですか?
2) オーケストラは好きですか?嫌いですか?関心はある?ない?
3) 書きたいという人がいたらこれから先オケでどういう事がしたいですか?
「オーケストラってなに?」「オーケストラってどこから書き始めるの?」「何から考えたら良いの?」という塾生のために、まずは簡単にオーケストラ楽譜の自己流読み方について書いていきたいと思います。今回楽譜を見ていくのは、レベッカ・サウンダース(Rebecca Saunders)の「Still, for violin and orchestra」バイオリン協奏曲の冒頭部分です。
ここから先は
1,670字
/
2画像
¥ 100
若手作曲家のプラットフォームになるような場の提供を目指しています。一緒にシーンを盛り上げていきましょう。活動を応援したい方、ぜひサポートお願いします!