与えるは受けるより幸福なり
「私が誰かを幸せにする」それが仕事だと思っていた。マクラメ教室も『どんな価値を提供するか』を考えなければいけないのだと。
今日は今年最後のレッスンだ。生徒様とお話しながら、今年一年をふと振り返る。
緊急事態宣言下では休講を余儀なくされ、その後も色々な変更が必要であった。今までのような手応えが感じにくい中で、もうこのまま教室閉めちゃうしかないのかな、と半ば投げやりな気持ちになったこともあった。
しかし、再開後は当たり前のようにレッスンに来てくださる生徒様や、コロナ下でありながら体験に来て下さった生徒様がいた。どれほど勇気づけられ、励まされたかしれない。
再開後はレッスンが楽しくて仕方なかった。失敗したり対応に悩むこともある。けれど、私は生徒さんと話すのが好きだし、マクラメという共通項で繋がるのが嬉しいし、レッスンできることが幸せなのだ。そういう実感が、手づかみできる塊となって感じられる。
与えるばかりの一方通行じゃない。
そう気づいたら『価値を提供する』という堅苦しさがとれて、肩の力が抜けた。
ウィズコロナ時代の仕事のあり方が問われている。変化に対応を追われるのではなく、変化に強いマクラメ教室でありたい。『互恵性』はそれを考える時のキーワードのひとつではないか。一方通行でないなら、もしかして…ふーむ………。
ふわふわしてるけど、何か面白いことが思いつけそうになってきた。来年はどんな年になるか。楽しみだ。
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