やっぱり、私はわたしのままで

最近、仕事を辞めた。

マクラメ教室ではなく、看護師の方。

状況を簡単に説明する。

経営者A氏は組織改革のため顧問としてB氏を連れてきた。

B氏は自分の方針をかなり強烈な言葉で職員に向けて発信。

私はB氏の発言はパワハラにあたると感じ、同じことを言うにしても言い方を変えて欲しいと願って抗議した。これが少し言葉足らずだったため退職の意思ととられてしまい、数回のやり取りの後ほんとに辞めることになった。

私の人生設計では来年の3月に辞める予定だったので、4ヶ月早まっただけ、といえばそうなんだが、こんな辞め方をしたかったわけじゃない。責任を果たし、引き継ぎをし、送別会で花束をもらって辞めるつもりだったのに。

辞めてからよくよく考えてみると、そういえば私はAB両氏から「そのような発言はけしからんぞ」という注意をされていない。A氏もB氏も、私に反省を促すこともなかったし、弁明の機会も与えなかった。

私に関して言えば、後先をふんわりとしか考えないで発言したばかりにこうなったわけだし、見方によっては軽はずみで堪え性のない子どもっぽい言動が招いた結果ともいえる。

つまり、つまりだ。

私もA氏B氏も、もうちょっと丁寧にコミュニケーションを取っていれば良かったのじゃないか。ちゃんと、顔を見て。

というようなことを、夫に言ったところ、「軽率で短気だけど、それもゆきこ」と。

なんだろう。全然ほめ言葉じゃないのにホッとする。

辞めたのは単に短気をおこしただけでなく、勘というか、このままだと私らしくなくなりそうというサイレンが頭の中で鳴ったからでもあるが、

私は私のままで、前に進みます。

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