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イランに家族がいます


こんにちは。yuyuです。


私は普通の日本人です。
息子も日本人です。 


私の父は亡くなりましたが
両親とも日本人です。
もちろん姉妹たちも日本人です。


イランの家族はテヘランに住んでいる
イラン人です。


気になりませんか?
イランに家族がいるって。
どういうこと?って
気になりますよね。


何となくわかってしまいましたか?


まずは、簡単にイランについて説明します。イランは、西アジアにある国で、長い歴史と豊かな文化を持っています。


どんな国?

イランは「イスラム教」という宗教を信じている人が多い国です。特に「シーア派」という特別なグループのイスラム教を信仰しています。国のルールも、イスラム教の教えに基づいて作られています。

歴史が長い!

イランは、昔「ペルシャ」という名前で知られていました。ペルシャ帝国はとても大きくて強い国で、世界中に影響を与えました。イランには美しい建物や古い文化、芸術がたくさんあります。

何が有名なの?

イランは石油がたくさん出る国です。この石油は車や飛行機などを動かすための燃料に使われます。また、イランのペルシャ絨毯(じゅうたん)はとても美しく、世界中で人気があります。

人々は何を話すの?

イランの人たちは「ペルシャ語」(ファルシ語)を話します。これは、他の国とは少し違う言葉ですが、イランの歴史と深く結びついています。


簡単に言うと、イランは歴史が長くて、文化や自然が豊かな国です。石油や絨毯が有名で、人々はイスラム教を大切にして暮らしています。


実は私の夫はイラン人です。


夫側の家族がイランにいるってことなんです。
夫と知り合って結婚したのですが
国際結婚は本当に大変!
何が大変かって結婚した後の手続きが
大変です。


国際結婚をすると
どんな手続きをするのか
気になりませんか?


もう15年以上前のことですが
国際結婚について書いてみたいと思います。


夫との出会いは長くなるので割愛しますね。


まず、始めの手続きは
住んでいるところの市役所に
婚姻届を提出します。


ここで、気になるのが名字が変わるのか?
ですよね。
変わりません。
私は私の氏名のまま。
夫の氏名もそのままでした。


次に婚姻届を持って
夫の国のイラン大使館へ結婚したことを
報告しに行きました。

東京都港区麻布

その前に私と夫の写真を撮るのですが
イランでは女性はヒジャブを着用しないといけません🧕
私は大きめのスカーフを頭に着けて
写真を撮りました。


ヒジャブとは、イスラム教徒(ムスリム)の女性が頭髪を隠すために着用するスカーフ状の布地です。アラビア語では「覆う・遮蔽する・保護する」などの意味があり、「貞淑・道徳」といった意味もあります。


イランではイスラム教の教義が緩やかな地域なのでおしゃれなアイテムとしてカラフルなヒジャブを着用できます。


イラン大使館での手続きは
書類に結婚したよ〜くらいな感じで
簡単に済みました。


次はいよいよ東京入国管理局です。

東京都港区南

入国管理局、略して入管の悪い話しは
よく耳にしますよね。
でもそんな悪いイメージはありませんでした。
あくまでも私の意見ですが。


入管では市役所と大使館の婚姻届と
普段から一緒にいる証拠写真を
提出します。
それから、個別に面接をします。
面接では、いま誰の収入で生活をしているのか
ビザが許可されるまで夫が働けなかったら
どう生活するのか
もしビザが許可されなくて
イランに帰ることになったらどうするのか
などマイナスな内容ばかりで
1時間くらい面接をしました。


ポイントは、質問されたことだけをしっかり答えて余分なことは話さないこと、面接官の目を見てしっかり答えることですね。


夫は結婚したことで在留資格更新のため
1ヶ月くらいでまた東京の入管へ行き
新しいビザがもらえました。


はじめは1年で更新だったので東京の入管へ行きましたが2回目からは千葉にある入管の出張所で
更新が出来るようになりました。

千葉市中央区千葉港

在留資格更新を2年、3年、3年
そして5年の在留資格を取得できたので
永住ビザを申請したら受理されたのです。

ここまでが長かったです。
夫はすごく喜んでいました。


話は少し戻りますが結婚して5年の時に
イランから夫のお義父さんが
日本へ2週間来ることになりました。


うちは狭いので、夫の会社の社長が
近くにアパートを借りてくれました。


いよいよ、お義父さんが日本へ来る日
成田空港まで迎えに行きました。
到着時間になり
今か今かと到着ゲート前で待っていましたが
出て来ないのです。
夫の携帯がなりました。
イランのお兄さんからでした。
どうやら、言葉が通じなくて入国審査で
足止めされているようでした。
イランはペルシャ語です。
当たり前ですが
70歳のお義父さんは英語も日本語もわかりません。
もしかして、イラン人だから?
とも思いました。
70歳のおじいさんがですよ?
まさか怪しいと疑われている?
何だったんでしょうね。
到着してから3時間たって
ようやく出て来ました。
はじめから日本のイメージダウンでした。


2週間しかいられないので
夫はなるべく仕事の休みをとって
東京観光、TDL、八景島シーパラダイス、鴨川シーワールド、コストコ、幕張イオンモール、アリオ…
いろんなところへ連れて行きました。
お義父さんは、シーパラダイスやシーワールドが
楽しかったようです。
動物が好きなようでした。


2週間の滞在期間があっという間に終わり
お義父さんが帰国する日になりました。
ここでも、何故?ということがあったのです。
搭乗ゲートで何故かお義父さんだけシャツを脱がされ身体検査をされたのです。
またいいますが、70歳のおじいさんが怪しい物を持っていたりするわけないじゃないですか。

入国も出国もなんか腑に落ちない感じがしました。


こうして、お義父さんははじめての1人旅を終えて
無事にイランへと帰っていきました。


結婚して10年間、いろんな思い出があります。


夫は5年前に心筋梗塞で、この世を去りました。


その夫が残してくれたのがイランの家族です。


夫がいなくなって言葉の壁を心配しましたが
向こうの家族とは英語でやりとりをしています。
お互いに英語は苦手なんですけどね。
主にインスタを使ってメッセージの交換を
しています。
イランの公用語はペルシャ語です。
ペルシャ語なんて聞いたことがないですよね。
でもいまはGoogle翻訳でペルシャ語が
あるんですよ。すごくないですか?Google翻訳。


このように、夫がいなくなってからも交流が
続いています。
ちなみに、お義父さんはいまでも元気です。


最後まで読んで頂きありがとうございました!






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