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学生時代の友人との夏休み

私は大学2年の時に大学の交換留学プログラムで、アメリカのアリゾナ州立大学へ5週間の短期留学に行きました。
今日は、その濃密な5週間を共に過ごした仲間のうち6人で集まることができました。
仕事柄、決まった休みがない私にとって、今日は唯一の夏休み。
オリンピックイヤーに集まろうねと約束をしている仲間ですが、子育て期には集まることができず、12年ぶりの再会です。

待ち合わせ場所で、一瞬で分かるほどみんな変わっていないの。
それが嬉しかった。

私は、7年前に1年寝込むという経験をしています。
その期間中、外部との連絡を全て絶つという不義理をしてしまっていましたので、この大切な仲間とも連絡を取っていませんでした。そのため、マイナスの雰囲気を何かしら感じさせてしまっているかもとの心配がありました。
そんな心配は杞憂に終わりました。

ランチ会、その後のティータイム、この会わなかった期間、子どもはどのように育っていったか、仕事はどうだったのか、話題は尽きません。
アラフィフというお年頃、体調面の話題、自分のお墓をどうするか問題など、前回に集まった時には出なかった話題も出てきて、そこは時の流れを感じるよね。

私たちが学生時代を過ごしてきた広島市も、広島駅前開発が進み、街が大きく変わったことも話題になりました。
大学時代に出来たてだったアジア大会のメイン競技場は、すっかり老朽化し、その代わりとしてサッカースタジアムが広島市中心部にできています。
それも私たちには、なんとも複雑な想いでした。
ただ、観光で訪れてくださる方々が増えていることに皆で喜んだりもしました。

今回、一番みんなを驚かせてしまったこと、それが会社員だった私がフリーランスとなっていること。
そして、この数年で始めた推し活が過ぎること(^^ゞ
このままいくと、私の推し活はどうなるのかと、笑い話になってしまいました。
私の今の推しは人数もさることながら、20代から60代と幅広く、そこに驚かれたことも大きいのだけど、中3の娘が高校進学したら高校生の推しができるのではないかと心配されたりしてね。
でも、最後には、イキイキとしていていいなと、友達も推し活に興味を持ってくれたよ。

それにしても、アリゾナでの5週間は本当に濃密な5週間でした。
毎日、英語の勉強はもちろんですが、終末のグランドキャニオン、セドナ、メキシコ等、近郊の旅行に連れて行ってもらっていました。
寝る間も惜しんで毎晩語り明かしたの。
何度徹夜したかしら・・・。
内気で人見知りだった私は、周囲が驚くほどの変身ぶりで、
今でも度々、アメリカ行って変わったよねと言われます。

そんな貴重な時間を共有した友人は、時を経て再会しても、すぐ話が尽きることがありませんでした。

アメリカ留学は、高校時代から夢見ていたから、大学入学してすぐにアルバイトを始めて必要な資金は自分で貯金しました。
私にとって、かけがえのない自己投資だったと思います。
だからね、大学院に進学しても同じプログラムで再度、アリゾナ州立大学に短期留学したほどです。
大学院生の時は、教育学を専攻していたので、その研究も空き時間に行っていて、アメリカの大学の図書館で文献調査、これもまた、貴重な自己投資でした。

それにしても、30年前だから、まだパソコンが出始めた時代です。地図だけを頼りにアメリカで路線バス乗ったり、レンタル自転車で街をサイクリングしたり、色々なことをしたものだと驚きです。
当時としては、当たり前だけど、恐ろしいことをしてたな。
今はね、国内なのに、スマホの地図アプリと乗り換え案内アプリがないと外出できないほどに技術の進歩で退化しちゃったみたい。
地図アプリで経路示されてもどっち向きか分からず、スマホ片手にウロウロだから、情けないよね。

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