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英ブリティッシュ・エアウェイズが受託手荷物専用電子荷札「TAG」を導入

英航空会社のブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は、受託手荷物専用電子荷札「TAG(タグ)」を2019年6月末から導入。

現在、英国、米国、欧州諸国、日本、中国など、世界62カ国で対応している。
・搭乗者の情報を同期し、自動で荷札を生成
「TAG」は、米ペンシルバニアのスタートアップ企業「ViewTag」によって開発された電子荷札をベースとしたもの。

電波を介して情報を読み取る非接触型の自動認識技術RFIDと低消費電力の通信規格BLE(Bluetooth Low Energy)が採用されており、3000回以上のフライトで利用できる。

搭乗者がブリティッシュ・エアウェイズの公式モバイルアプリで「TAG」のQRコードを読み込み、ユーザーアカウントと連携させたうえで、公式モバイルアプリでオンラインでチェックインし、「Update TAG」のボタンをタップすると、BLEを介してモバイル端末から「TAG」に情報を同期。

搭乗者の荷札が自動的に生成され、「TAG」のデジタル画面に表示される仕組みだ。

搭乗者は「TAG」を付けた手荷物を空港のチェックインカウンターで預けるだけで、スムーズにチェックイン手続を完了させることができる。
・受託手荷物の紛失や遅着の防止にRFIDの活用が広がる
航空業界では、米デルタ航空が2016年から受託手荷物にRFIDを導入しているほか、国際航空運送協会(IATA)でも、受託手荷物の紛失や遅着を防止する手段としてRFIDの導入をすすめている。

「TAG」の定価は80ポンド(約1万832円)。

2019年10月頃までは、公式ウェブサイトを通じ、63ポンド(約8530円)の割引価格で販売される。

British Airways

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