台湾的音楽 I Mean Us
ラジオで紹介していた、台湾のアーティストをnoteに書き記すシリーズ。
なんですが、これは先出しです。
I Mean US
5人組ドリームポップバンドです。
浮遊感や音の広がり、特にボーカルの歌声に広がりと共に、どこかに張り詰めた感じもあり、ダイヤモンドダストみたいな煌めきも感じられるのが好きです。
「 EYƎ 」
2018年リリースのアルバム『OST』に収録されています。
この浮遊感がたまらない。部屋を暗くして聴いて、そのまま眠りにつきたいです。MVのフィルターの色遣いもまた、とても楽曲と合っているし、なんとなく白夜ってこんな感じなのでは?と思うような、不思議な世界へ誘ってくれます。
「You So (Youth Soul)」
同じく『OST』に収録されている曲です。
やっぱり台湾は、男女ツインでボーカル担当するバンドが多いなと思います。90年代初頭な感じが懐かしいし、グルーヴ感もあって気持ちいい。
さっきのMVも、この作品も、ビデオの雰囲気に統一感があります。自分たちの創る世界が一貫しててカッコいいです。
I Mean US は、2015年に台北で結成された5人組のドリームポップバンド。
ギターボーカルの章羣(Chun Zhang)、キーボードボーカルの梁丹郡(Mandark Liang)、ギターの楊詠淳(Vitz Yang)、ドラムの呂佩蓬(PP L)、ベースの陳思翰(Hank Chen)で構成されています。
2019年には、アジアツアーをしていて、台湾だけではなく中国と日本でもライブをしていました。見たかった…。
台湾のアーティストは、ほとんどの方が、YouTubeに歌詞をフルで載せていたり、バンドの説明も書いてくれています。歌詞をフルで出していることには、ちょっと驚きますが…。あとは、MVや楽曲のクレジットがしっかり入っているので、イロイロとここから情報を得ることが出来るのは、有難いです。
I Mean Usは、90年代の音作りにこだわっていることと、そして歌詞は内省的で、少し感傷的なものを描いているとのこと。音としては、少し懐かしいなと私自身が感じるのは、きっと子供のころにラジオから聴こえた、カッコいい洋楽の要素があるからかなと思います。
「普通人類」
2021年にリリースした新曲。
まだMVは、作成していないようですが、どんな雰囲気のものが出来るかが楽しみ。“自身が非凡かどうか気にしている間に、あなたは平凡になっているよ”みたいなことがメッセージとして書かれていますが、真理を突いているというか、ドキっとします。
日本でもライブをしている彼らは、日本のアーティストともコラボをしています。
「6000℃」
日本のエレクトロポップ音楽プロジェクト UQiYO(ウキヨ)とのコラボ曲。
UQiYOの持つエレクトロでありながらも、優しく陽が差し込んでくる感じと、I Mean Usの音楽が混ざり合うのが物凄く気持ち良くて。
朝、これで起きたらいい一日が過ごせそうです。
あぁ、早く落ち着いたらライブを観たいなと切に思ってしまう曲ばかり。
I Mean Usも、Spotifyで楽曲を公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
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