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ポッドキャスト #001 魯肉飯に恋して

7月からスタートさせているポッドキャストは、音楽よりも台湾カルチャーをテーマにしています。
ラジオなどの放送では、なかなかできないことを。と思ったので、1ヵ月を1つのテーマに縛って、そのジャンルに関わる方から、お話を伺っています。

初月のテーマは魯肉飯。そして、記念すべき最初のゲストは、三軒茶屋にある魯肉飯専門店 帆帆魯肉飯(ファンファンルーローハン)の店主、唐澤千帆さんでした。

もともと、個人的にとっても大好きなお店で、コソコソと通っていたんです。Twitterとかは、相互フォローの関係にまでは漕ぎつけていたのですが、「Twitterつながっている石井です!」みたいなことは、ちょっと言えなくて…。

お店も人気でいつもお忙しそうでしたので、お店で魯肉飯を頂きながら、「あ!唐澤さんだ!」みたいな感じで、静かにひとり盛り上がっていました。完全に怪しい客でしたね。

そして、ついにポッドキャストのコンセプトもシッカリ決まり、意を決して企画書と名刺を持って、三軒茶屋まで魯肉飯を食べに行き、自己紹介をして、出演のお願いをしました。
本当、告白するくらい緊張しましたが、唐澤さんに快諾いただき、配信に漕ぎ着けられたというわけです。

画像をクリックすると、番組に飛ぶことができます。笑顔が優しく、台湾のことを話す時の眼差しは真剣で素敵です。

唐澤さんの魯肉飯との出会いは、偶然行った台湾旅行。そこで食べた魯肉飯のトリコになり、帰国後、日本でもアノ味を食べたい!と思い、魯肉飯を探したけれど、当時は巡り会えず。

無いなら作ろう!精神で自作をして、日本語レシピの通りに作ってもダメで。現地の言葉で書かれたレシピでないと、味が再現できないのでは?と思い、なんと中国語教室に通うという。

その行動力が、本当にすごい。
柔らかで優しい雰囲気の唐澤さんの内なる情熱に触れた瞬間でした。

帆帆魯肉飯のセットにはスープが付きます。この日は卵とトマトのスープ。私、卵とトマトの組み合わせ大好きです。

中国語を学ぶことで、台湾人の友達もでき、彼ら彼女らから、魯肉飯の作り方を学びながら、唐澤さんは腕を磨き、ついに魯肉飯屋さんをスタート。

友人の繋がりで、カフェの間借りの形で最初にスタートし、2020年に三軒茶屋でお店をスタート。コロナ禍でのスタートでしたが、お店を持つことの意義、そして魯肉飯、台湾と真正面から向かい合うことを考えた故の選択には、唐澤さんの覚悟が見えました。

本当にね、最初に唐澤さんにお話を伺ったことで、私自身もどのくらいの覚悟があるか?を自らに問う機会を頂いたように思います。

お店の内装もとても可愛いのです。
設計したのは、唐澤さんのお友達の台湾人の方。花蓮出身のお友達が、自分の実家なども参考にしながら、台湾の雰囲気を感じる空間を作ってくれたそうです。

店内の様子。至る所に台湾要素が詰まってて、可愛いんです。

どこを撮影しても画になる。そして台湾人の方が、お客さんとして遊びに来ても、お店の壁がおばあちゃんの家と一緒だよ、などと言ってくれるそうです。

壁はツートーンカラー。メニューも可愛い

台湾に行けるようになったら、唐澤さんは、自分の味が台湾で食べるものと合っているか?確認というか、チューニングしに行きたいそうですよ。
もうすぐ台湾旅行も再開ですから、唐澤さんも待ち遠しいだろうなぁ。

食べ物だけではなくて、唐澤さんは台湾の音楽もお好き。特に拍謝少年 Sorry Youthが好きなので店内にも関連するものが、さりげなく飾ってあったり、唐澤さんが身につけていたりで、台湾音楽ファンもニヤリとする場所です。

最近、帆帆魯肉飯で私が好きなのは、タロイモアイス。

色も可愛い。クレープ生地のようなものに包まれています。パクチーのアクセントがたまらない。(抜くこともできます)

タロイモスイーツ、最近、日本にも台湾スイーツとして提供するお店が出てきていますね。味わいとしては、お芋の味がダイレクトということはなく、クセの少ない優しい味わいでした。

こうやって書いてると、また魯肉飯食べたくなってきましたね。
お店行かなきゃ。実は地元がめちゃくちゃ近いことが分かり、より親しみを一方的に抱きまくっている、三軒茶屋の帆帆魯肉飯さん。

営業時間などの詳細は、各種SNSなどをご確認ください。

また番組のフォローや評価もいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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