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台湾的音楽 打倒三明治 キャッチーだけじゃない 音が心に刺さるバンド

台湾のアーティストを紹介するシリーズ。
打倒三明治

日本での表記は、「打倒サンドイッチ」
三明治は、台湾ではサンドイッチのことを指しますね。 

4人組のインディーバンドです。
音の感じは、少し懐かしい感じ。ドリームポップまではいかないけれど、広がる音に少し歪みがあり、そこにボーカルの歌声が乗って気持ちが良いです。

「夜走 Night Wandering」
2019年にリリースされたファーストEP 『Roadkill』に収録されています。
疾走感と焦燥感の間のようなメロディが好きです。サビのギターリフが気持ちい。歌詞も終わり駆けの恋愛を描いているので、音を聴いただけで感じた雰囲気というのも納得できるなと思っています。

「浪漫人渣 Romantic Scum」
同じく2019年にリリースされたファーストEP 『Roadkill』に収録されています。ちょっと気だるくスロウな感じですが、サビはすごくエモーショナルで好きです。歌詞はとても内省的ですが、少しでも前に進もうとするように感じられるものです。ドラムの拍の打ち方が、前にゆっくり進んでいくような感じで、それもとても素敵だなと思っています。

打倒三明治は、2019年に結成された4人組バンド。
メンバーは、王欣茹(Vo./Gt.)、李奎綸(Gt.)、屠松煜(Ba.)、康偉理(Dr.)です。
音楽フェスなどで、注目を集め、2019年にファーストEPをリリース。ちなみに、このEPは10インチで、大浪漫唱片からリリースもされています。

打倒三明治只會讓它變得更美味。
サンドイッチをノックダウンすると、さらに美味しくなります。

彼らのFacebookのプロフィールに書いてある言葉です。
とても聴きやすい音のようにも感じますが、歌詞で描かれている世界と音楽がとてもマッチしていて、言葉が分からなくても伝わってくるものがあるな…と思っています。キャッチーだけではなく、描く世界を音で体現している感じがとても素敵なバンドだと思っています。

「在燈火消逝的前夕 Before the Lights Are Dimmed」
2021年リリースのEPです。
イントロのギターがトワイライトな感じがして、とても素敵だなと思っています。直訳的にすると、‟ライトが消える前に”という意味ですが、MVからもそのライトが命の灯のようにも感じます。

打倒三明治の楽曲も、Spotifyで聴くことができます。ぜひチェックしてみてください。


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