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台湾的音楽 落日飛車 Sunset Rollercoaster

ラジオで紹介していた、台湾のアーティストをnoteに書き記すシリーズ。

追記
第32回 金曲獎で、彼らは最佳楽団獎(最優秀バンド賞)を獲りました!


日本にもファンも多い、落日飛車(Sunset Rollercoaster)。
漢字で書いた時の文字の並びがとても好きなんですよね。それと、Sunsetという言葉も好き。とても綺麗な夕焼けが浮かびます。綺麗な空を背景にして動いているローラーコースター。なんかロマンチックだなと思っています。永井博さんに、バンド名をイメージした絵を描いてもらいたいくらい。

音もすごくロマンチック。夕方にベランダで軽くお酒を飲みながら聴きたい。(そんな生活したいです…)音楽に体を預けて、リラックスして聴いたら、どれだけ心地が良いだろうか?という妄想をしたくなる、そんなバンドです。

「My Jinji」のMV、本人たちは、”90年代の香港にありそうな、変なラブストリーに影響を受けている”と、youtubeの動画説明に入れていますが、映像の画質というか特撮のクオリティというか、そういうものに、80年代の香りを感じてしまいます。香港でもこんな90年代は、こんな感じだったのか…と思うと、ここ10数年で、アジアが物凄く躍進しているんだなぁと、音楽とはあまり関係ないことまで思ってしまいます。

さて、落日飛車(Sunset Rollercoaster)昨年 2020年にリリースしたEP『SOFT STORM』。
この作品も、ベランダでお酒を飲みながら夕方に聴くのも良いけど、素敵なベランダが無い私は、お風呂で聴いています。お風呂に防水タイプのBluetoothスピーカーを持ち込み、湯舟に浸かりながら聴くと、ものすごく癒されるんです。
EPのタイトル「SOFT STORM」という名の通り、音に水分があるような感じがしまして。音の広がり方も、ミストシャワーのような優しく全体に広がって潤いを与えてくれている、そんな気持ちになります。

落日飛車(Sunset Rollercoaster)、カテゴライズするならば、AORからシティポップ。台北出身の5人組で、2011年に結成しています。台湾だけではなく、日本やアジア各国でも人気ですね。私は、まだライブを観たことがないので、是が非でも観に行きたい。日本でも何度もライブをしていて、日本のバンドとも対バンもしています。国内で観るのも良いけれど、できれば私は、台湾で観たいなぁ。

きっと、WONKやTENDREが好きだという方には、『SOFT STORM』はすごく支持されそうだなと、個人的に思っています。収録曲の「Candle Light」のMVはお葬式の様子が描かれてる(と思われる)のですが、英語の歌詞が、とても内省的で、死生観まで感じるようなものなので、よりMVとマッチしていて良いなと思っています。

夕方にベランダでお酒を少し飲みながら聴くもよし、お風呂の湯舟にゆっくり浸かって聴くも良し。
心地良い音で、心をほぐしてくれるような作品の数々を味わって欲しいなと思っています。

Spotifyも公開しているので、ぜひ聴いてみてください。

レコードかカセットで聴きたいな思うアーティストのひと組ですね。
いま、レコードを買おうと画策しています。
購入したら、またここでも、その感想を書こうと思っています。

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