NETFLIXのマイクロインタラクションを考察してみた
つみきでデザイナーとして活躍してるYukikoです!ありあまるお家時間を、サブスクサービスの恩恵にあやかりまくって家でひっそりと退屈凌ぎしている私です。この時期ほどオンラインサービスの存在に感謝したことは今までなかったような気がします。むしろエンタメ系サブスクがなかったらメンタルが死んでた自信しかない。今回は、NETFLIXでアメリカドラマのSUITSやFRIENDSにハマり、毎晩3話以上一気見しているガチ海外ドラマ中毒の私が、UXの観点で気づいたことをまとめてみました。(※この記事内の再生時の作品キャプチャはイメージです。実際の本編とは異なります。)
THIS IS NETFLIX
言わずもがなの世界最大級のVODサービスで、このお家時間の長い時期に、会員が劇的に急増したとのことで話題にもなっています。ネトフリとキンドルがあれば私は何時間でも楽しくお家にいられます。
1 | 鑑賞時のマイクロインタラクション
◎ 再生時、ワンタップで10秒毎に早送り&巻き戻し
個人的には再生時に一番重宝している機能がこの機能です。お茶を飲んでる隙にストーリーが進んじゃった!今のシーンもう一回巻き戻って観たい!って時も、サクッと戻ったり進んだりが10秒単位で行き来できるのは超絶ありがたい。
◎ イントロ&エンディングを手軽にスキップ、サクッと次のストーリーへ
レンタルDVDしかなかった時代からみたら、この機能は映画ファンにとって最も画期的だと言えます。特にドラマなどの連続ものの場合はマジで重宝する神機能。わざわざDVDデッキを触ってCDを手で入れ直しイントロ部分を再生ボタンをダブルタップして早送りしていた時代が懐かしい。
◎ ドラマは鑑賞中画面からシーズンやストーリーを自由に選べる
海外ドラマファンなら、過去作をもう一回観たい!全シリーズ観終わったけどシーズン3だけもう一回観たい!的なシチュエーションは経験がおありなのではないだろうか。自然に手に馴染んでいて当たり前の機能にも思えますが、オンラインでのストリーミング機能だからこそのキャパシティです。
◎ 視聴中コンテンツをストック可能、どこまで観たかの赤いメーターも表示
SUITSを観ながらFRIENDSを観て、CLIMINAL MINDSやHEROSも観て、たまにスポンジボブとかスラムダンクのアニメにふわっと癒されたい、なんてつまみ食い願望も簡単に叶えてくれます。複数のタイトルを同時に視聴できるのはストック機能の最大の強みです。
2 | レコメンドのマイクロインタラクション
◎ インスタのストーリー風、親しみやすいプレビュー機能
SNS全盛期時代なので、普段見慣れていて馴染みのあるUIには親しみや好感を持てます。まるでインスタやツイッターでタイムラインをスクロールするように次に観る映画を発掘できるのはとっても便利。
◎ ワンタップ評価機能 & 視聴作品とともにオススメもサジェスト
評価のUIはGOODかBADの二者択一でシンプルになってます。これによりユーザーの好みを判別してサジェスト内容にも反映されます。また、視聴中作品の画面からキャストや監督名に関連した類似作や同系統の作品をサジェスト。
◎ レンタルビデオ屋で、実際に手にとって作品を選んでるかのようなUI
実際に店頭でジャケットを手にとり、背面のプロローグを読んでから借りる作品を選ぶワクワク感を体現しているようなUIになっています。アプリ全体の世界観がシアターの暗い空間の中で、作品のみにスポットライトが当たっているようなデザインになっているのも映画ファンには嬉しいです。
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まとめ & 感想
いかがでしたでしょうか?ネトフリを普段ガチで愛用している私だが、映画やドラマ自体のストーリーにのめり込みこともさることながらプレーヤー機能としての快適な使い勝手も映画ライフを捗らせる要因であるには違いないです。映画・アニメファンを夢中にさせるUXの工夫のお陰で、我々に素敵なVODライフを提供してくださっているんですね…!ついつい時間泥棒されてばっかりなのですが手放せない理由もないのです。
よし、今夜はスーパーで買ったポップコーン片手にトム・ハンクス祭りや〜!!
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アプリやサービスのUIデザインをしています。遊びごころとアイデアでユーザーの愛着を生むデザインを得意としています。アプリやWebサービスの立ち上げや改善をお考えの際は是非ご相談ください。
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