最高のヨーグルト写真の作り方|”おいしい”のためにスタイリングができること
facebookで「5年前の今日」なんて写真が流れてくると「これ美味しかったな〜」なんて思い出してもニヤニヤしませんか。果物たっぷり盛り付けてちょっぴり張り切った朝ごはんや、美味しくて感動した冬限定新商品。
ヨーグルトは日常だからこそ、スペシャルなことが目立つなと思います。
今日の”ちょっと特別”をいつか見直した時に、心の中で「いいね」できたらそれはハッピーなこと。せっかくなら何が写ってるのかよくわからない写真より、おいしそうに見える写真の方がいいですよね(だって実際おいしいんだし)。
というわけで、今日は誰でも簡単にまねできるスタイリング方法をお伝えします。これを読めば、きっと最高のヨーグルト写真が撮れるはず!
ヨーグルトを盛り付けるうつわを選ぼう
まずは、ヨーグルトを盛り付ける食器を選びます。
皆さんならどれを選びますか?
📍メインの食器、どれ選ぶ?(左から)
①白い器
②茶色い器
③ガラスの器
④ガラスのステムつきデザートグラス
⑤パステルカラーのカップ
「私ならどれを選ぶか?」考えてみました。
📍メインの食器、私ならどれを選ぶ?(左から)
①白い器:白い器に白いヨーグルト、何が入っているかわかりにくい
②茶色い器:ほっこりして素敵。ただ夏場はちょっと暑苦しい?
③ガラスの器:悪くないけどあともう一歩ひねってみたい
④ガラスのステムつきデザートグラス:特別な写真にぴったり!
⑤パステルカラーのカップ:白いヨーグルトにパステルカラーの器はかわいいけど、色味はトッピングで目立たせたいので却下
というわけで、ステムつきのデザートグラスに決定!なお、こちら100円ショップダイソーで購入した食器です。
コンセプトは「the日常のヨーグルトをほんのちょっとだけ背伸びしてスペシャルに」です。
脇役のテーブルウェアを添えよう
次に食器をさらに引き立てる脇役のテーブルウェアをチョイスします。
私が選んだのはこちら。
📍テーブルウェア(左から)
①ステム付きデザートグラス:今日のメインの食器です。ダイソーです。
②グレーのお皿:イイホシユミコのグレーのプレートです。
③木のスプーン:ナチュラルキッチンで100円
④キッチンクロス:ikeaで不明価格ですが安かったはず!
なるべくお手頃価格のものを選びました。②のイイホシユミコだけそれなり価格ですみません。普通の白いプレートでも良いと思います!
これを組み合わせると
こうなる!すでにちょっと可愛いのでは...?
お皿にお皿を組み合わせることでちょっと特別感が増します。
右奥にふわくしゃっと置いてある布のやり方がわからないという方は下記noteを読んでください。私は達人なのでIKEAのぱりぱりな布でふわくしゃができるようになってしまいましたが、まだ不慣れな方は下にコツが書いてありますので。
トッピングを選ぼう
お皿周りが決まったら次はフードに手を入れていきます。え?ヨーグルトでしょって?ヨーグルト”だけ”じゃ物足りないんです。実際に美味しくなるし、見た目にもおいしそうを手助けしてくれるので、トッピングを追加します。
今日は色味をおさえて渋めにしました。私の好みです()
📍トッピング
・ペパーミント
・ブルーベリー
・はちみつ
盛り付けします
では早速盛り付けていきましょう。
これに
ヨーグルトを盛り付けます。
はい、盛り付けました。まだ白いだけですね。味気ないです。
右端の布は四角くたたむのも可愛いなと思って直しました。以降ふわくしゃと畳みの2パターンが入り乱れますが気にしないでください。
さらにブルーベリー追加します。
かなり美味しそうな雰囲気出てきました。続いてミントをトッピングします。
はい!完成〜!!
お皿を選び、トッピングを選び、ちょっと特別なヨーグルトの写真が完成しました。ほぼプチプラ食器ですしトッピングもお好きなものに変えれば今すぐ真似できるんじゃないかなと思います。
いちごやキウイなんかカラフルになって可愛いですよ。
ここから上級編:背景を変えよう
さて、ここまでで誰でも今すぐできるスタイリング技はお伝えしましたが、もう少し上級編も行ってみようと思います。わたしスタイリストですし。
ここからは普通のご家庭ではやる必要のないことなので「Instagramにイイ感じの写真載せたいわ〜」というやる気のある方のみご覧ください。
まず背景を変えます。
テーブルと壁を変えました。
ぐんと涼しげになった!タイル壁が少し見えるのでキッチンっぽさが出て、今度は「朝食」というシーンがわかりやすくなりました。
テーブルや壁の色や素材感というのは、写真の印象に大きく関わってくる部分なので、ぐっと雰囲気を変えることができます。
ちなみにテーブルも壁もフェイクですよ。実際はA1のハレパネに壁紙を貼ったものを敷いたり立てかけたりしています。
さらに上級編:動きをつけて演出する
あれ?そういえばハチミツってどうしたんだっけ、、、とお気付きの皆さん。ここで登場するのでご安心ください。
写真は止まっているままでもステキですが、動きをつけてあげると生き生きします。
作っている途中だったり(ミントを乗せるところを撮影)
こんな風にすくって食べる途中みたいに見せてあげたり。
ハチミツを上からかけてあげたり。ハチミツは質感もツヤツヤしてるので目を引くビジュアルになります。
乗せてみたり、すくってみたり、とろーんと上からかけてみたり、演出をつけることでライブ感がでて「美味しそう」が加速していきます。
とまあこんな感じで、食器を選んで、トッピングを追加して、背景を変えたり動きをつけたり、いろんなスタイリングの技があるわけです。
私なりに「最高のヨーグルト写真」を撮ってみましたが、皆さんはどのヨーグルト写真がお気に召しましたか?
こうやって並べてみるとトリミングでも結構印象が変わりますね。
さて、私のナンバーワンはどれかというと、、、
これだ〜!
って自分かーい(笑)というオチですが、実はこれも大切なこと。
ほんとうに最高な写真は「あ!いまかわいい!」とときめいた瞬間にシャッターを押したり、いろんな味試しているうちにぐちゃぐちゃになっちゃったけど楽しかったとか、大好きな人と一緒だったとか子供と一緒で幸せだったとか、、、。
笑顔になる過程が写っていない部分に詰まっている。それが最高の一枚だと思います。
さて、まだヨーグルト残ってるし明日は何トッピングして食べようかな。
- - - - - ✂ - - - - -
すてきな食卓に役立つ食器情報は #はじめてのうつわえらび マガジンで発信中。
Twitter:@yukiko130
Instagramではテーブルフォトをたくさん載せてます。