受け継がれる信楽登り窯とアートな伊賀ショップをはしご| #うつたび 信楽編
"旅でもっとうつわが好きになる" #うつたび 信楽編も最後になりました。前回の『NOTA SHOP』に浸りすぎてもう時間がない!と焦りつつ最後駆け足で回ったスポットをご紹介します。
16:00 伊賀のアートなショップ『Gallery-yamahon』
伊賀なので厳密には信楽ゆかりとは言えないかもしれませんが、距離的に近いので車で山をめぐって『Gallery-yamahon』(ギャラリーやまほん)へ。『Cafe-NOKA』(カフェノカ)というカフェが併設されています。草むらの中にひっそり佇むメルヘンな雰囲気。
ギャラリーは広い企画展と常設展のスペースがあって、京都の作家さんも多く見かけました。
建物が美術館みたいで工芸とアートを同じ目線でとらえるギャラリストの感性がテンポに反映されてるなあと感じる素敵なお店でした。
17:00 登り窯を見学しに『Ogama』へ
あっという間にいろんなところが閉まる17時近くになっちゃって慌てて信楽のほうへ舞い戻り明山窯さんのギャラリーカフェ『Ogama』へ。
と思ったんですが間に合わずギャラリーはしまってました。なくなく外の登り窯だけささっと見学を。
10席にもわたる登り窯は中も見学できました。けっこう背が高くて、背の高いものでも余裕で入りそう。
ご一緒したあやこさんに「登り窯って使ったことありますか?」とお聞きしたら「ありますよ!学生の時実習でやりましたよ!めちゃくちゃ過酷なんですよ。もう体力的に大変すぎてみんなギスギスして喧嘩してました」というすごいリアルなお話も(笑)
一度火をいれたら何十時間と燃やし続けるため、代わりばんこで薪をくべて火を維持するそうなんですが暑いし眠れないし肉体労働だしで大変なんだそう。こういう話を聞けるもの陶芸のプロあやこさんと一緒に信楽旅できたらからこそかも。
17:15 巨大な敷地に広がる 『滋賀県立陶芸の森』
最後車を走らせて『滋賀県立陶芸の森』の雰囲気だけチラ見。もう閉館時間だったので本当にざっと外側だけ見たんですがここがやたら広かった…!
シーズンになると広場で陶芸展が開かれたり、窯の貸し出しや滞在できるレジデンスもあるので地域の若手作家育成の場でもあるそう。もちろん美術館や陶芸教室など外部の人にとってのコンテンツもありますが、何より未来の信楽の担い手を育てる施設としての価値が大きいんじゃないかなあと感じました。
というわけで信楽の旅はこれでおしまいです。
また違う産地の #うつたび でお会いしましょう!では。