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脱地味!シンプル食卓に、おちょぼ口うつわ「片口」が効く

おちょぼ口がはしっこについてる食器見たことありますか?片口って言うんですけど、私これにハマってまして。

食器を一通りそろえたころにふと「なんか地味」「なんか垢抜けない」と思うことがありました。あともう一歩イケてる食卓にするにはどうしたらいいかな〜といろんなテーブルフォトを見る中で見つけたのが片口でした。

片口とは?

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片口というのは酒器のジャンルの1つです。お椀や筒状のものにちょこんと注ぎ口がついているのが特徴です。この口の部分からお酒をお猪口に注ぐわけですね。

もちろん当初の予定通りお酒をついでもいいんですが、これを盛り鉢として使ってみるとあら不思議。なんかいい感じになるんです。

こなれ感あふれる盛り鉢に

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超簡単な居酒屋メニューキャベツの塩昆布和え。中鉢に盛るのが普通だと思いますが、こうして片口に盛り付けるのもいいでしょう?


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タコと里芋の煮物を盛り付けました。全然違和感ありません。少し汁気のあるものも盛り付けられるので便利。

ほかにも調理中にも使います。ちょっと出汁を水出ししたり、お茶を入れると時の湯冷ましなどにも活躍中です。

おちょぼぐちの部分がいいアクセントになって、シンプルなボウルよりよりちょっと上級者っぽく見える気がするんです。

丸いお皿ばかりだと単調すぎるときに、オーバルや角皿がいいよという話を以前書きましたが

フォルムに特徴のあるうつわという意味で、片口っていうチョイスもおすすめです。イメージでいうとこんな感じ。

① 最初に揃えるお皿:丸いお皿
② 次に揃えるお皿:オーバル・角皿
③ さらに上級編:片口

「ある程度テーブルウェアが揃ってきたはず、でも今ひとつ垢抜けないな」そんな時のアクセントになってくれます。

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ちなみに、盛り鉢として使う際には、口が広くて深すぎないものがいいと思います。ピッチャータイプは幅広いお料理を盛るには不向きです。スティックサラダとか長くて放り込む系はいいんですが少し盛り付けの幅が狭ばります。いろんな用途で使いたい場合は、細長すぎないものを選ぶのがポイント。サイズとしては、小さいものは小皿のように前菜を盛り付けられるし、両手で囲うくらいの大きめサイズならおかずを盛り付けるのにぴったりです。

おちょぼ口がアクセント

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私が今持っているのラインナップはこんな感じ。

・七尾うた子さん 大きめの片口
・「私の部屋」で買った粉引片口
・阿南維也さん 飴釉と白磁の片口大小

テーブルの中に片口が入るだけで動きが出て賑やかな感じになる。特段色や柄が派手というわけではないから、さりげなく自然にリズムが生まれる。

私が思う「ちょうどいい」オシャレ感なんです。

本当はここでECで買える片口も紹介したいところですが、あいにくいいものを見つけらなくてごめんなさい。もし今後見つけたら追記しますね。

それでは今日はここまで。

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菅野有希子
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