意思あるモノ選びは人生に必要なセルフケア
「無印良品を脱却したい」そんなあなたへ向けて #はじめてのうつわえらび 書いてます。
ということを、この平野さんのnoteを読んで改めて思いました。
効率化の先にある世界
誤解を招きたくないので断っておくと、私も無印良品大好きです。深澤直人さん尊敬してます。
ですが、無印良品で買えば間違いないでしょと効率化を進め、考えないものえらびをしていった結果「あれ?これで良かったんだっけ、、、、」みたいな気持ちになる。これはとてもよくわかるなあと思いました。
ものえらびに関しては私も失敗談が。化粧品を選ぶのがめんどくさくてランキング上位のものをとりあえず買うということをしていたらメイクをするのが全くもってつまらなくなってしまったことがありました。
要はものえらびに関して自分の感性を働かせているか?が重要なのかな。
その「ものえらび」に意思はあるか
今年読んだ本で共感200%で感動した本があります。
「monograph」堀口さんの通称モノマリスト本。
モノの選び方は、あなたの人生に直結します
この帯すごいですよね。でも本当にそうだと思う。自分にとってときめく、本当に欲しいと思う理由がある、そういうものを厳選して選んでいく。その選択の1つ1つが私の人生をつくる。
なんとなくをやめて、ぜひこれをという選択をする。これは自分に対する自信にも繋がると感じています。自分が選んだのだからたとえ失敗してもその学びが次の選択への糧になるはず。なんとなく買うのと、意思をもってこれが欲しい!と買うのとの間に大きな溝がある気がします。
効率化を突き詰めるのは逆に非効率?
以前とみこさんがこんなnoteを書いていました。
今すぐ役には立たないこと=よりみちをしてくことが心の豊かさを産み、ひいては良い仕事にもつながっていく。私はむしろよりみちだらけですが、それが長い時間を経て未来の仕事につながっていて、必ずしも一直線に仕事に役に立つ/立たないって決められないなあと感じてます。
効率化ばかりしていると先細っていく。「今」役に立つことは今の自分が把握できる範囲でしかないわけで、未来を切り開くにはよりみちが必要。そして、よりみちの一つにモノと向き合うということもあるのではないでしょうか。
うつわって自尊心を高めるセルフケア
ものえらび、意思をもって選ぶ、といえばちょうどこんなことも考えていました。
食器のことを書いていると、おもてなしとか、料理に役立つとかわかりやすいメリットをつい押し出してしまいがちなんですが、私が一番実感していることの根っこって、食器はセルフケアだなあということです。
別に味だけならどんな食器だっていいんですが、わざわざ選んだ食器にわざわざもりつけて食べる。「適当なトレーでいいや」じゃなくて、自分の好みのうつわで食べる。自分を大切に扱ってあげる、その行為が自尊心を高めると感じています。ちょっと大げさな言い回しになってしまいますが、自分は雑な食器で食べるような人間ではなく、そのうつわを使うに足る人間であると感じる、そんな感じです。
ときめくものに囲まれた暮らしって、文字にすると手垢のついたような印象もあるけど、シンプルに自分のことを大切にするってことだと思います。
「無印良品ならいいでしょ」「無印良品でいいや」という受け身じゃなくて、「このうつわを食卓に並べたい!」「このうつわに盛り付けたい!」と能動的に選ぶこと。幸福度や充足感が段違いだと思います。
(なんども言いますが、自分にとって無印良品がときめくうつわであり意思をもって選ぶならそれでいいのです)
自分をおざなりにしない。
「なんとなく」ではなく「私はこれ」と選んで決める。
しかも食事ってかなり頻度が高く幅広い人にって取り入れられることなので、選ぶ・決める・ときめくの効果がダイレクトに感じられのでは?
無印良品を脱却したいあなたへ
一方で、無印・ニトリ・IKEAのその先の情報ってまだまだあまり普及していないかなと感じてます。とりあえずで買った食器から脱却して、いざいいものが欲しいと思った時にどこに行けばいいのか?何から買ったらいいのか迷われる方も多いのかなと。
#はじめてのうつわえらび は、「はじめての」という名前をつけていますが実際にはこうした「IKEA、無印、ニトリのその先」を知りたい方へ向けて書いています。
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とりとめない話になってしまったけど、今日は私にとって本当に伝えたいことを書けました。意思をもってモノ選びをすることが自分の人生を作る。うつわも意思を持って選ぶことによって自尊心を高めセルフケアになる。このことについて、もう少し考え深めていきたいものです。
🚩無印のその先にぴったりなうつわづくりはじめてます
🚩無印のその先におすすめしたいうつわたちについては #はじめてのうつわえらび