志能便(しのび)ー忍者のルーツ

古代、忍者は志能便と言われました。

大伴細人が最古の忍者であり、聖徳太子に仕えたとされる。

志能便は、漢字の印象からは、便りを記す能力と考えられるし、それでも間違いはないと思う。漢字を日本に伝え、文官として公文書を作成していたのは、漢氏(あやうじ)と呼ばれる渡来人である。

応神天皇の時代、漢字千文字、巻物を持ってやってきた王仁(ワニ)。一緒に、鍛治、織物、酒造職人もやってきた。これが、漢氏と言われる。織物に長けていたから「あやうじ」と呼ばれるそうだ。

あやー文、綾、彩、殺める

しかし漢氏は、文、綾、彩(色)、殺める全ての意味を内包している。

そして、最も重要なのが、応神と王仁の発音。一緒である。応神天皇は敦賀で名前を神と交換し、変えた。これが意味するのは、王仁こそ応神天皇である。

継体天皇は越前国から迎えいれられた。継体天皇が、応神天皇であり、王仁氏である。天孫降臨を先導した天之忍日命は大伴氏の祖といわれ、継体天皇を越前国から迎えいれたのが、大伴金村。全て繋がる。

志能便の漢字の語源は

志ー之の意味、足跡の形。行く(進む)こと。

能ーヤドカリに似た生き物の形、熊にも使われた。ヤドカリは家を背負って移動する生き物。熊にも使われるのは、下に火が入るので、火を使う宿借り。

便ー人を鞭打って使役する様子。

志能便は、鞭打たれ(つまり奴隷階級)進む移動民であり、熊を遊に変換した場合は、神と遊ぶ巫女となる。

志能便の本質。

アメノウズメは、猿田彦の素性をしるために天孫降臨に同行します。この行為は、スパイと同じ。アメノウズメは、芸能の神になりますが、岩戸事件の際のストリップからみて分かるように、シャマンである。

今の認識で性行為を捉えない方がいい。売春は世界最古の職業と呼ばれるが、元々は神と交わる人々。神を喜ばせる為に、音楽、舞踊、酒でもてなす。

忍びの女王は、律令制の中、地位を失った。故に、芸能で身を立てていく。片腕だった大伴氏は、男性社会の中で女王が生きる為に支えていく。

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