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お酒の飲み過ぎで脳に依存回路を作ってはならない、そして人に作らせてはいけない

アルコール中毒の人は、脳の報酬系が変化してしまっていて、アルコールがないと強い不快感がでるそうだ。そして急に辞めようとすると、離脱症状といって、不眠や幻覚や不安や震えといった症状がでる。それを避けるためにまた飲むといった具合だ。

私なんかは実はお酒はそこまで美味しいと思わないし、酔っている時間が勿体無いと思うのでほとんど飲まないのだが、飲み続けている人とは世界が違うのだろう。自分の感覚で、お酒はほどほどにと言っても、伝わらない。

アルコール依存になってしまったのは、単にお酒が好きだからというのもあると思うが、仕事上でお酒の付き合いが必要という場合もあると思う。後者なら、気の毒に思えてならない。

アルコール依存を回復させる方法は難しい。脳が変わってしまっているから。アルコールを断ち、離脱症状を抑えるのは専門の人に頼る他ないような気がする。

お酒をやめた先に何か楽しみも必要と思う。アルコール中毒の人は、幸せ=お酒を飲んで得られるドーパミン、となってしまっているだろう。したがって本当の幸せにいきつかない。毎日お酒が飲めるだけの収入があれば良いとなる。なければ家庭崩壊一直線。悲しいことだ。

知人に治ってもらいたかったが、自分にはそんな力がなかった。

お酒のメリットもあるのはわかる。口も軽くなり、それで交流が広がることがある。気分も楽しい。味も美味しいのだろう。だからたまに集まって飲むのは大いに結構だと思う。

ただ、お酒は毎日飲むものではない。


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