さいとうなおき先生の『3か月上達法』を本気でやってみたらどのくらい画力が上がったのか?
始めに
お読みいただきありがとうございます、雪鍵と申します。
この度、さいとうなおき先生の有名な上達法である3か月上達法を実践してみまして、どのくらい画力が上がったのか比較していきたいと思います。毎日欠かさず投稿していたので、3か月やりきったことは自分を褒めたいです。
もし3か月上達法に興味がある、やってみたいという方がいらっしゃいましたら、少しでも参考にして頂けると幸いです。
詳しい手順や内容は、さいとうなおき先生の動画で確認してみてください。
目標絵師様
今回、自分が設定した目標の絵師様をご紹介させていただきます。
ご存じの方も沢山いらっしゃると思いますがももこ先生です。
Xのフォロワー数はなんと90万人越えの神絵師様で、女の子の繊細な表情や仕草、それから猫を描くのがめちゃくちゃ上手な方で個展も開かれています。Ⅴチューバーさんも担当されていて、推しのママさんとして存在を知っている方も多いのではないでしょうか。
初めてイラストの画集を買ってしまうほど心惹かれてしまい、それ以来めちゃくちゃ参考にさせていただいています。
やってみた感想
自分は精神的には苦痛ではなかったですし毎日楽しめたと思っています。が、ペンの持ち方と描き方が悪かったせいかここ最近腱鞘炎になってしまいました。もし今後やってみたという方がいらっしゃったら、その辺りは気を付けた方が良いかもしれません。
絵が上手くなったのかと言われれば、そうだとも言えるしそうでないと言えると思います。何故かというと、動画の中で先生もおっしゃっていますが基礎から固めるやり方ではないからです。お手本に似てはきますが、逆に練習していない所はとことん描き方分からなくなるので背景や小物が多い絵には弱い方法だと思っています。
それに、そもそも3か月では到底足りないと感じました。この方法は本番と練習を繰り返します。人にもよると思いますが、自分は一枚に約2週間もかかっています。本気でやるという基準を背景こみにしていたからです。自分がもう一度やるのなら、背景までは絶対に手が回らないのでキャラクターに絞ってやると思います。キャラクターも全身ではなく、最初はバストアップでいいんじゃないかと考えました。
最初から1枚絵を描けるわけなかったなと反省しております。
画力の比較、変化
ここから絵を比較していきます。もしかしたらあまり変化はないかもしれませんが、1つのサンプルとして見て頂ければと思います。
スタート時点(2024年5月17日時点)の画力
ここが最初になります。元々絵を全く描いたことがないわけではなかったのでほんの少しスタートは有利だったかもしれません。
1巡目
制作時間 5/17~5/30
2巡目
制作時間 6/2~6/30 ここ時間かけすぎです。
3巡目
制作時間 7/5~7/13
4巡目
制作時間 7/16~7/24
5巡目
制作時間 7/28~8/5
6巡目(2024年8月17日時点)
制作時間 8/8~8/17
総括
3か月で6枚?とういう感じなのですが、本当1枚に時間かけすぎです。(空白期間は課題練習の時間になります。)ですが顔周りは確実に上手くなったなと自分をほめたいです。何故か退化しているように見える部分もありますが、兎に角似せようとした結果だと思っておきます。まだまだこれからの部分も多いと感じますが、最初に比べれば上手くなってはいます。今回は男性を描かなかったというのもありますから、伸びしろしかないとポジティブに捉えています。成長を感じられる点は、イラスト描きつづけてよかったなと思うところです。
自分が習得したかもと感じたもの
今回やってみて自分が一番習得した、向上したなと思ったのが、イラストを見る目、つまり分析力です。お手本の細部の上手さや、逆に全体で見た時の統一感など、イラストを見る目が変わったことで、このイラストはここがこうなっているから上手に見えるようにできている、ここが自分は描けていないという点がより明確になったと思います。
これはあくまで自分の感想ですが、絵が上手い方はこの理解度と経験が圧倒的に深いのではないかと考えます。もちろん目だけ鍛えても意味はあまりないかもしれませんが、知識があるのとそうでないのでは差が出るなと実感させられました。
まだたった3か月ですが、開始地点よりお手本に対する見方が向上しているので、今後どこまで理解を深められるか楽しみです。
最後に
次に何をやろうかは決めかねていますが、腱鞘炎を治した後、基本的にこんな感じで練習していると思います。流石に毎日投稿などはおそらくしませんが、何かあればまた書きこみたいと思います。あと、流石に描いてる総数が少ないのでここは要改善です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。よろしければXのフォローや感想などよろしくお願いいたします。
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