嘘ばかりのネット情報に毒されることなかれ
結婚の晩婚化や未婚化・非婚化が進行している原因や要因は、男性側の経済的余裕が失われてきたことと、女性の社会進出だと言われて久しいけれど、そうじゃないと思っています。
年功序列が当たり前の昭和時代、若い世代は薄給な上、物価は現在と比較すると高かったのに結婚していました。経済的余裕なんてなかったですが、今と違ったのは「年収は上がる」という安心感だけでした。
結婚のリスクやデメリットの情報が溢れているし、身近な既婚者は愚痴、見ていても忙しそうだったり大変そうだったり、気付けばハードルがいっぱいになっていますね。
でも、結婚はしたいと思うなら、まずはどんな結婚生活を望むのかを、どんな人と結婚したいかの前にしっかり考えることをオススメします。
婚活で結婚できないとお悩みの方はパターンが決まっています。自己分析が間違っているか、思考停止に陥っているかのいずれかですね。
そして、その自覚がなくて悩んでググって、無意識に洗脳されてしまいます。
現実はネットにも他人のアドバイスにもなくて、あなたの中に必ずあるんです。
例えば、ルックスに自信がなくてモテないからと思っている人は結婚相手がひとりだけだとわかっていませんね。結婚はモテる必要は全くないのに、モテたいと思ってしまう。モテないから結婚できないと洗脳されているんですよ。
例えば、年収600万円以上ないと生活できないからと、それくらいの稼ぎがある人を探す女性。あなたが稼げれば解決しますよね。年収300万円の優しくて真面目な男性と結婚したら、あなたも300万円位稼げばいいわけですよね。
例えば、お金持ちと結婚したいとお考えなら、家事育児はひとりで担う覚悟できていますか?お金持ち=稼ぐ人は忙しいんですよ。有能でモテる男性から選ばれないといけなくなりますが大丈夫かな?
結婚したいのにお相手が見つからない人は上記の3つの例に対して、あなたが思った事柄の中にネット情報で洗脳されている間違いが含まれているはず。
結婚はリアルな生活のパートナーで一緒に家庭を運営していく人ですから、本音で胸襟を開いて話せる人、自分と近い倫理観や生活感をもっている人が一番だと思いますが、それってあなたの場合、具体的にどんな人かわかっていますか?
特に婚活関連の現場の現実はネット上には出ていません。人それぞれに違いますし、文章にできないのです。ネット情報は9割が広告ですから、鵜呑みになさいませんように。
桜切るバカ 梅切らぬバカ