本を買いたくなった瞬間のメモ:コピー研究会Week5
今週、自分が本を売る側になった。初めて、本が出た。だからより一層、どういうときに自分が本を買うのかという心の動きに敏感になった。どれもわざわざ書くことでもないほど「当たり前」のことだけど、感じたことを3つメモしておく。
中身に共感できそうだと思ったとき
noteにこんな文を見た。
まさに自分が考えていたこと、そうか考えるのって誰にとっても面倒だよな。と。でも、考えなければ企画も生まれないし、突破口がない。悩んでいる矢先だったので特にささった。この本を読んでみたいと思った。
信頼できる人からの紹介
本を「ポチる」ときって、この瞬間が多いのではないだろうか。本の帯に推薦をもらうのも、SNSで影響力のある人がコメントしてくれたら売上が突然伸びるのも、「紹介」の力が大きいからだ。
そもそもさっきのnoteを開いたきっかけは、信頼する先輩編集者が本の制作プロセス(自分の関心のど真ん中)について述べてたからだ。タイトルだけでは、開いてなかった。
著者の人格を垣間見たとき。売ろうとしてないとき。
いただいた本に、著者からのお手紙が挟まっていた。(見本でいただいた本です。)そこに、一瞬でファンになりそうな一文が入っていた。
500ページを超えていて一瞬ひるむけれど、この文章を読んだら、著者さんの人柄が感じられて、「いや、忙しくない!読もう!」みたいな気持ちになった。
でもこれも、心理学的にどうこうではなく、自然に出てくる言葉だからいいんだろうな。
「売ろう売ろう」と、至るところにURLやQRコードを貼ったりしていた自分に反省した。
完全に営業と一緒だ。控えめなのがいい。
「ほしい」と思ったときに導線がないと「機会損失だ」みたいな気持ちにどうしてもなってしまうのだけど。
まとめ
「共感」パターンでも、「紹介」パターンでも、「そこに答えが書いてある」感じや「その人みたいになれそう」とか。
総じて、「どんな悩みを抱えている人の悩みを解決するのか」を明確にしてあげることが大事なんだなと思った。