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ミス・ユニバースを目指し始める最初の1ヶ月に何を思ったか②「誰が何を言うか」の「誰」になる

文章を書くのが好きな人ならみんな思うことだと思うけれど、もっと色んな人に自分の文章を読んでもらえるようになりたい。でも私は、文章を仕事として極めようとは(まだ)あまり思っていない。

留学中に書いていたブログがちょっと読まれていただけで、私は「書きたいことを書けば誰かが読んでくれる」と勘違いして努力することを嫌った。強制的に文章を量産するほどのコミットメントもないくせに、「ライターとして雇われたい」「書きたい」とだけ言っていたわたしに編集者をしている友人が教えてくれた。

何を書くかより誰が書くか、もっと言うなら誰が何を書くか、だよ。

つまり、誰にも知られてないあなたの書いたものなんて誰も読んでくれないよ、という意味。

言い古されているけれど、特にネット上で読まれる文章とは「誰か」が書いた文章であることが多い。

無名のOLが考えていることなんて誰も積極的に読もうと思わない。

留学ブログに関しては、イギリスの大学に正規留学をしていて文章を発信している人も多くはないので問い合わせが結構来たけれど、それも過去の話。

最初の記事に、承認欲求には歯向かえないのでそれを認めて、自分を極めるほうを努力したらいいんじゃないかという思いに至ったことについて書いた。

(↑キレイめにまとめたけれどドロっと書いた⇒「ミス・ユニバースを目指し始めた最初の1ヶ月に何を思ったか、心の奥底をほじくってみる」)

それと似ているけれど、ミス・ユニバース・ジャパンを目指す理由の一つとして、発信力を高めたい気持ちが大きい。

「誰か」になるのに自分が一番努力できそうなベクトルはどこにあるのか?

それが、「美を極める」ことだったかもしれない。正確な順番としては、「美」に興味がある自分の心の底が表に引っ張り出されてきて、「美を極めてみよう」と思ったわけなのだけれど。

社会での発言力を高めて、たくさんの人に文章を読んでもらえるようになりたい。

これまで見てきたイギリスと日本の文化について、社会問題について、フードバンクの話、ヴィーガンの話、伝えたいことはたくさんある気がしています。順番が違うじゃねーかと思う人もいるかも知れないけれど、私の中では「誰か」になることも大事だっていうことです。

次の記事では、美に興味がある自分が引っ張り出されてきた直接的なきっかけを書こうと思います。

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