人との交流
4月26日の初のカフェゼミでのテーマはパリのカフェから学ぶ場づくり。
つい3ヶ月前に私はパリに行った。そのときに何度かカフェに入った。
この写真はエッフェル塔の近くのカフェ。エッフェル塔眺められるところで休憩したいねーって友達と話して歩いていたらばったり見つけた。ここにしようって決めて入ろうとしているとすごくいいタイミングでフランス人のお店の男性が招き入れてくれた。テラス席にするか室内の席にするか聞かれたが、せっかくエッフェル塔が見えるカフェなのでテラス席にした。メニューを渡されてからかなり時間が経っても、全然お店の人の姿が無くてなかなか頼めない。そのあと彼を見つけるとすごくニコニコしながら今行からね〜と合図してくれた。
日本の店だとここで店員さんが申し訳なさそうに"大変お待たせいたしました"とか言うんだろうなぁ。でもこの海外の人の自由に生きてる感じがすごく好き。客としてというより友達みたいな接し方でいてくれる。なんだかすごく心があたたまる。そのあともお店の人は話しかけてくれたりキメ顔をして私たちを笑わせてくれたりした。ただの休憩のつもりがとても素敵な思い出になった。
そんなこともあり今回のカフェゼミのテーマがパリのカフェと知ったときから話を聞けるのがとても楽しみだった。パリのカフェの特徴や魅力を語って頂いて、なるほど!確かにそうだなと思うところがたくさんあった。パリ行ったときには気づけなかったけどそういうことだったんだという発見が次々出てきて本当に面白かった。
テラス席は全て外に向いて座るようになっている。そして座ってる人がいると外からカフェを見るとおいでよと歓迎されているようで入りやすい。ひとは角の席を好む。お店の人に監視されていない感があると長く滞在しやすい。など自分の経験と重ねると驚くほど本当にその通りだった。
テーマに関する経験や知識が少しあるだけで、こういったお話を聞くときに、何にも知らないより何倍も頭にすっと入ってくると感じた。大学の授業もそうだ。もちろん、全く知識がないテーマのお話を聞くことも、知らない世界を知れてとても面白い。でも少しでも経験や知識があると人と話し合うときに自分の意見を持ちやすくなる。なのでこれからも色んな経験をしてたくさん知識を増やしたいと強く思った。
カフェゼミで社会人の方と話せて刺激を受けた。職業もバラバラで、経験も知識もそれぞれ多様で、そういった環境で話す機会は初めてだった。自分と全く違う人生だからこそ、そのような人と話すと全く新しい世界が広がっていて面白かった。カフェゼミを終えてから、通勤ラッシュでみるスーツを着たサラリーマン達もなんだかいつもよりカラフルに見えるようになった。1人ひとりそれぞれ色んな人生があるんだろうなあ。次のカフェゼミが楽しみだ。