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「自分の土俵で相撲を取る」は受託ビジネスにおいて正解なのか?

こんにちは。見事に不定期更新になりました。安岡です。
今日は記事タイトルの通り「自分の土俵で相撲を取る」って、受託ビジネスにおいて正解なのかというお話です。

前提として、受託ビジネスが何を指すのか

私自身Web屋(プランニング〜デザイン〜コーディングまで)として顧客から予算を頂戴し、制作を行う「受託ビジネス」の人です。
いわゆる「下請け」とも近いのかもしれません。

人のふんどしで相撲を取っている自覚はあるのか。

この業態を、私は「人のふんどしで相撲を取る」と表現することがあります。有名な企業のWebサイトを制作することもありますし、制作実績としてその社名をお話する事もあります。その実績に感心頂くことも、ままあります。
だけど、すごいのは有名企業のブランドであり、私ではない。
そんな企業からお仕事を貰えるなんてすごいじゃないか、と言って頂くこともありますが、そこは実力だけでなく、縁や運など不確定要素も多く含まれますし。とは言え、あまりに下請け根性丸出しな仕事の仕方もいかがなものかとも思っていて、予算・納期をはじめとした取引条件や、このWebサイトを制作することで顧客が何を叶えたいのか、予算を使ってでも叶えたい事は何だったのか?という事に関しては議論を重ねますし、言われた通りやっときますんで〜、というスタンスではないことは確かです。

上からマリコ様なコンサルタントが言いがちな事。

しかしながら、時たま「超絶上からマリコ様」みたいな方とお会いする事もありまして。多くはコンサルタントを名乗りますね。
ブランドとは、Webとは、企業とは「こうあるべき」という刀を振り回し、一方的なコミュニケーションで顧客も下請けも切り刻んで、お金だけ回収していくような荒々しい侍が…。

確かに、
・ブランドとはこういう概念です
・Webサイトには、こういった表現が求められます
・システムは、こういう仕様と環境があるべき姿です
という表現、言葉は強いし初見の方からすると頼りがいのある耳触りかもしれません。良い経営者は総じて学びたがるという傾向もありますし。

だけど、ですよ
企業としてその組織を作り、回し、伸ばしてきた当の本人たちが前にいるにも関わらず、「ブランドとはこうあるべきです。御社にはこれが足りません。私たちがそこを作りますから、徹底してください」というやり方は、ちょっと横暴すぎませんかね、と思うのです。
その表現、本気でクライアントサイドに立ったら出ないんじゃなかろうかと。

ま、こういったやり方で焼畑農業的にクライアントから現金を回収していく経営スタイルもそれはそれで一つなのかなと思いますが、あくまで受託ビジネスなのですから、人のふんどしで相撲を取っているにも関わらず、プロジェクトが難航するとクライアントに責任をなすりつけてしまうようなコンサルティング企業は、自分の土俵でしか物事を考えてないんじゃないのか?というお話。まぁ、愚痴でしたね😂

最後まで読んでいただいてありがとうございました

つれづれと書いた私の記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ちょっとでもオモロイなこいつ、と思っていただけたら、ぜひスキをお願いします。また読んでもいいかな、と思っていただけたら、ぜひフォローをお願いします。
ではまた~✋


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