【音楽】ギター・インストゥルメンタルの夜
一応、ギターを弾くので、ギターのインストは好きです。
秋の夜長に、飲みながらこんな曲はどうでしょう?
まずはレジー・ヤング。
って、知っている人は少ないと思うけど、彼の音を聞いたことがある人は多いはず。
メンフィスのハイ・スタジオやアメリカン・スタジオで活躍した有名なセッションギタリストで、R&Bからポップス、ロック、カントリーまで数々の名曲を演奏し、2019年に亡くなった。
有名なのはエルヴィス・プレスリーのバックを務めた時でしょうね。Stranger In My Own Home Townとか。
ボクに馴染みがあるのはドビー・グレイのDrift Awayかな。
この曲が入ったアルバムは確か80歳くらいで録音、発売した数少ないソロアルバム。
良いんですよ、バックのミュージシャンたちもみんな職人。しっかりと自分の仕事をしていて、余計な音を出さない。
大好きなアルバムです。
次はロベン・フォード。
日本ではそれほど有名なイメージはないですよね。
ジャズ・フュージョン系だけど、根っこにブルースがある骨太さが良い。それに西海岸らしい明るさがあるよね。
この曲はホント、名演だと思う。スタジオテイクの何倍も良い。
そしてこのテレキャスターの音ね。アッシュボディの音ですよ。
ずっと聴いていられる。何回聴いたかわからないもんな。
言わずと知れたラリー・カールトン大先生の名曲Room335も、こうしてビッグバンドと演奏すると一味も二味も違いますね。
オリジナルより抑えた音とフレージングが良い。円熟した演奏です。
これも言わずと知れたライブの名盤、オールマン・ブラザーズ・バンドのフィルモア・イースト。
そしてこのエリザベスリードの追憶も名演。
この曲を初めて聴いたのは高校生の時。御茶ノ水で中古レコードを買ってきてね、シビれましたねー。
前半のギターソロがディッキー・ベッツ。
テクニックは後半のデュアン・オールマンに劣るけど、ソロにストーリーがあるのが好き。
デュアン・オールマンのギターは畳み掛けて落としてまた盛り上がってを繰り返す、この緩急が良い。
一番重要なのは、このツインギターにツインドラム、そしてオルガンを支えるベリー・オークリーのベースね。
どっしりと曲の屋台骨を支えて、さらにギターのフレーズに時々追従するのがニクい。あまり語られないけど、初期のこのバンドの音はこの人がいてこそですよ。
曲の最後はテーマに戻ってスパッと終わる。
この終わりを聴くための13分ですよ。
長いですが、ぜひ。
映画「ホーム・ボーイ」のテーマ曲。クラプトン御大です。
映画はまずまずだったくらいの記憶なんだけど、音楽が良すぎて思わずサントラを買っちゃった。
ミッキーロークはこの頃、プロでもボクシングをしていたような覚えが。
このテーマ曲はまさに映画のエンディングにぴったりの曲。余韻をじっくり味わえる。
さて、ボクも飲みながら、と言いたいところだけど、まだ仕事が残っている。
あまり気が乗らないからこうしてnoteで脱線しちゃうんですよねー。
そして終わるのが遅くなる・・・
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