【日記】不安定に安定する関係
(1106文字)
まだ喉が痛くて咳が続いているけど、熱が出ることはなくなって、とりあえず体調は安定してきた。
まだコロナ保菌者だけど、移しやすい期間も過ぎてひと段落かな。
「春になったら」というドラマを見ている。
NETFLIXにあったので見始めたら、同時にテレビ放送されているドラマなのね。
そういう時代になってたのか。
このドラマ、泣けますね。
ボクにも娘がいるので感情移入しやすい。
3ヶ月後に結婚しますという娘と、3ヶ月後に死んじゃいますという父。
お互いを思いやる気持ちがね、切ない。
とか言いつつ、今日書きたかったのはこのドラマの本筋ではなく、奈緒が演じる娘の瞳と、学生時代からの友人である美奈子と圭吾の関係。
瞳には一馬という婚約者がいる。
圭吾は瞳のことをずっと好きなんだけど言えなかった。分かるわかる。奈緒ちゃん可愛いもんな。そういうことじゃないか。
そして美奈子は圭吾のことが好きなんだけど、これもまたずっと言えずにいる。
瞳は圭吾の気持ちはには気づいていないんだけど、美奈子の気持ちには気がついている。
彼らは3人で飲みに行ったり、2人ずつで飲みに行ったりと、表向きには男女を感じさせないような友達関係。
彼らが大学を卒業して8年。在学中からと考えると10年前後はそんな関係が続いているわけだ。
ドラマや映画じゃありがちな三角関係なのかな。
でもね、思うわけですよ。
こういうケースって本当にあるんですか?
いやね、ボクが圭吾の立場なら無理だなーと思うわけですよね。
10年ですよ?
10年も我慢できるかー!
言っちゃうよね、絶対言っちゃう。
それで振られて3人の関係が崩れたとしても。
というか、10年の間にみんな他の異性と付き合ってこなかったのか。
瞳はいいとして、圭吾と美奈子は他の人と付き合っていたとしたら、自分の本当の気持ちは隠して付き合っていたということになる。
そんなことできるかなー?
現在は瞳が一馬と婚約しているのを、もちろん圭吾は知っているわけで、ということは、あんなことやこんなこと、いわゆるチョメチョメ的なこともしているだろうと想像できちゃうわけで、そりゃもう辛いわな。
なぜそれをそばで見て、支えてあげようと思えるのだ圭吾?
こうやって考えちゃうと、ボクにはどうもリアリティが欠けて感じてしまう。
とはいえ、こういう関係は作家がつくりたい状況ですよねー。不安定な状況なので、きっかけがあればいろんな方向に話が展開しやすそうだし。
まぁ、そんな話をね、先日娘としていたら、
「お父さんはそう思う人だよね、でも私は分かるかな」
とのこと。
分かるのか、娘よ。
大丈夫か?
父はちょっと心配だぞ。
それにしても、筒井真理子。
これで63歳かぁ・・・