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DOGADOZO(以下=DD)というサービスへの思いを、ただただ語るだけの取り留めのない文章

みなさん、こんにちは。EXestの中林です。
コロナによる影響がまだ続きそうなタイミングですが、2020年5月15日に、久しぶりに新しいサービス「DOGADOZO(どうがどうぞ)」をリリースしました。

プレスリリースはこちら
https://www.exest.jp/single-post/2020/05/15/dogadozo-pre-registration
わかりやすく要点をまとめてもらっている記事はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1ef2d082261e172e39c1bbe10389673c5fa8956

いつもはfacebookのタイムライン上で、備忘録も含めさらっと書くだけなのですが、今回はDDに関しては、色々と思いがあるので、ちょっとだけその思いを書きたいと思います。
長々書いてしまう可能性もあるので、項目を書いておきます。
ただ、項目にわけてきれいに書くつもりはないので、読んでいただく皆さんの頭の中でまとめてください。

1)DDを作ろうと思った3つの理由

  ① 動画で獲得できるデータのポテンシャル
  ② テレビ局だからこそ持っている動画素材の価値
  ③ 観光プロモーションに一石を投じたい 
2)DDの可能性
  コンテンツ制作が可能な動画マーケティングプラットフォーム
3)DDで目指す世界
  動画制作したことがない人や、予算などで諦めていた人に動画マーケティングを提供し、データ・ドリブンな観光プロモーションを提供するとともに、効果を定義し、意味のあるインバウンド施策を自ら展開できるようにしたい

この事業だけでも色々と可能性があると思うし、今だからこそやるべきことだと思っているので、私見たっぷりで書いておきます。

と、その前に、、
そもそもEXestってなんだ?という人が大半だと思いますので、簡単に説明します。知っている方は飛ばしてください。(ありがとうございます。)
EXestは、2016年12月に設立した「訪日外国人観光客とガイドのマッチングプラットフォーム WOW U」を運営する会社です。

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簡単に歴史を振り返ると・・・
WOW Uは、当初、「訪日外国人観光客と通訳案内士のマッチングプラットフォーム」を運営していました。ここでまた、通訳案内士を知らない人も多いと思うのですが、実は日本は、2017年末まで、ガイド業は規制産業でした。もっと厳密に言えば、①外国人に、②外国語で、③ガイドをして、④お金をもらう、という4つの要件が揃うと、国家資格である通訳案内士資格を持っていないと、ガイドをしてはいけなかったのです。そういったこともあり、WOW Uでは、通訳案内士を活用し、日本のガイド産業を確立するために、サービスを展開していました。
 その後、2018年1月より、通訳案内士法が緩和され、通訳案内士という国家資格は残るものの、誰でも上記4つの要件を満たすガイドを実施していいということになりました。この規制緩和には色々と理由がありますが、もし興味ある方いらっしゃれば、別途noteに書きたいと思います。
 そこから、色々あり(これも希望があればnoteに書きます)、WOW Uは「訪日外国人観光客と通訳案内士のマッチングプラットフォーム」から、「日本で何をしよう、Things to do in Japanが検索できるプラットフォーム」に変化しました。つまり、WOW Uで日本の様々な情報を発信し、日本に興味を持っている人たちが、様々な情報を取得できるようにしていきました。そこで連携したのが日本全国のテレビ局さんでした。現在では日本全国の50近くのテレビ局と連携しております。その連携は、テレビ局が持つ豊富な動画をデータでいただき、それをSNSやWOW U上で発信し、地方の観光スポットや、お祭り、季節のイベント、郷土料理などを海外に紹介するというものです。この発信により、どの国の、どんな人が、どういった動画、どういったコンテンツを好むのか、というデータを大量に獲得することができるようになりました。これらのデータは、マッチングにはもちろん、アクティビティのレコメンドや、観光スポットのレコメンドなどにも使っています。さらに、これを活用して富士通さんとAIを活用したレコメンドエンジンなども開発したりしました(今はサイトを移行したためメンテナンス中)。これらの経験から、動画コンテンツのポテンシャルと、テレビ局自体のポテンシャルを強く感じ、「訪日外国人観光客に、動画で日本を伝え、Things to do in Japanを検索してもらうとともに、そこから獲得できるデジタルデータを活用した、ガイドとのマッチングプラットフォーム」に進化しています。恩師である早稲田大学ビジネススクールの根来教授には、訪日外国人、ガイド、テレビ局のスリーサイドプラットフォームといっていただいております。

さて、長くなりましたが、やっとDDの話を始めます。
上記のテレビ局の可能性を感じた僕は、今EXestが持っている動画素材をもっといろいろなプレイヤーに提供できれば、インバウンドにおけるデータ・ドリブンな動画マーケティングができるのではないかと考え始めました。これが、2019年4月頃でした。その時期は、WOW U自体も盛り上がってきており、新しいサービスを作るというより、WOW Uをどうグロースさせるかが重要だったため、DDは、構想段階で止まっていました。ただ、頭の中でなんとなく考えるだけでした。
 12月頃にDDの要件定義や、機能などを考え、社内のエンジニアにも共有し、色々と動いていたのですが、DDを一気に進めていこうと思ったのにはきっかけがありました。それは、DDの可能性を認めてくれる企業の存在でした。僕がいろいろなところで話をし始めたからかもしれませんが、ほぼ同じタイミングで、三菱総研、メトロアドエージェンシー、日本ユニシスがDDの事業を面白いと言ってくれ、色々とアドバイスや事業連携の話が進みました。
EXest単体ではなかなか難しいことも多いのですが、これだけの人たちが可能性を感じてサポートをしてくれるのであれば、ガッツリ動いてみようと思い、2月以降WOW Uのサービスを横目に見ながらDDを動かしていました。

そのような状況の中、皆さんもご存知の通り、コロナによる影響が大きく出てきました。2月以降、そして現在(5月)まで、コロナウィルスの影響で観光業含め多くの業界は、大きな打撃を受けています。弊社も例外ではなく、WOW Uのガイドマッチングはゼロになりました。情報を発信するためにWOW Uに出稿をいただいていた企業も今はゼロです。通常であれば、危機感、悲壮感漂う状況になっていたと思います。
しかし、EXestには、DDがありました。WOW Uが全く動かない分、DDに注力し、色々と可能性を見つけています。ビジネススクールで学んだポートフォリオという言葉を身を以て体感しています。

ー以下、宣伝とか営業とか、
コロナですが、実は観光の動画マーケティングにも大きな影響があるのではないかと思っております。そもそも、今の状況だと、撮影ができない。どのタイミングでプロモーションに動くか予測が立てにくいため、動画制作のスケジュールが立てにくい。業績含め、予算の組み直しをどうするか、動画制作にコストをかけない可能性もある。などこれからの観光、特にインバウンドは、マーケティング戦略を立てること自体が難しい可能性が高いと考えています。

そこで・・

DOGADOZOはどうでしょうか。

動画一覧


① テレビ局の動画素材だから観光スポット、季節もの、お祭り、食、色々とあります
② 撮影が不要なので、納期も短縮、予算も縮小可能です
③ 権利処理もしてあるので、いつでも自由に使えます
このような状況だからこそ、色々と使えるのではないかと考えております。これらを狙ったわけではなく、後付けでしかないのですが、このような使い方で、少しでも経済を元気にできればと思います。

 ちなみになのですが、DDは、観光素材DLサイトになるつもりは全くありません。観光における動画マーケティングプラットフォームを目指しています。
 観光に関わる事業者(自治体、企業など)で、観光プロモーションに潤沢に予算があると言えるのは、一部だと思います。その前提に立つと、限られた予算をどう配分するかはもっとも重要な戦略の一つです。
ここからは大いに個人的意見なのですが、動画制作において、最もコストがかかるのは撮影だと思っています。また、もっともクリエイティビティが発揮されるのは、編集だと思っています。さらに、それを人に届けるにはプロモーションの予算(配信予算)が必要だと思っています。
 つまり、予算に制限のある観光事業者は、より効果的なマーケティングのためには、撮影コストを抑え、編集や配信コストをかけることが重要だと考えています。撮影ももちろん大事ですが、集中と選択を考えると、やはり撮影コストをいかに抑えるかは重要だと思います。(「効果的な」ということは個別に定義していく必要がありますので、そこは別途議論が必要ですが)

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 観光における動画マーケティングプラットフォームというのは、動画素材をダウンロードさせるだけが目的ではなく、その素材をいかに有効に活用していくかを提供できるプラットフォームを目指すということです。そのための機能は開発中のものもあれば、他社と連携して提供していこうと考えているものもあります。

ということで、以下の皆さんからのご連絡をお待ちしております。
・ DDを活用して観光動画マーケティングをやってみたいユーザー
・ DD面白そうだから開発含め一緒にやっていただけるエンジニア
・ DDを一緒に盛り上げていただける事業パートナー
・ なんか興味あるから話聞きたいと言ってくれる人

観光やインバウンドも大変ですが、関係者一丸となって乗り越えていきましょう。
(読み返していないため、取り留めのない文章でしたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。)



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