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FC町田ゼルビア 2025キャンプ DAY1

いよいよはじまったFC町田ゼルビアの2025シーズンキャンプ。1日目の様子をレポートします。


キャンプレポート

ウォーミングアップの最初にランニングをする選手たち

風が冷たいながらよく晴れた名護のキャンプ地「21世紀の森公園サッカー・ラグビー場」で、15:40頃にトレーニングが開始。今シーズンからフィジカルコーチに就任した大塚俊介コーチ主導のもと、和やかな雰囲気でランニングからウォーミングアップがスタートしました。

一列に並んでインターバル走。なぜかカメラ目線の下田北斗

ウォーミングアップが終わると選手たちが一列に並んでインターバル走。心肺機能に刺激を入れると、続いてボールを使ったトレーニング。

ロンドではパス、コントロールの正確さとスピード、切り替えの早さを求めるコーチングが激しく飛び交いました。

激しい寄せを見せた岡村大八

基礎的なメニューでも要求するコーチングがきめ細かいのが町田のコーチングスタッフ。

最後は有馬賢二ヘッドコーチ主導のポゼッションゲームで約1時間の全体練習は終了。全体練習後は各々の個人練習を行い、初日のトレーニングは終わりました。

黒田監督コメント「去年よりももうひとレベル高いところへ」

初日の練習を終えた黒田剛監督

ーー初日を終えての感想は

「この時期を楽しみにしていた選手たちの表情も窺えるし、また環境を変えることによって、意気込みとかモチベーションというのも如実に出てくるので、そういう意味では良いキャンプにできるように、我々もうまく導きながらやっていきたい」

ーーこのキャンプでどのようにチームを作っていきたいか

「去年もうそうだったが結局2年連続で終盤あたりに課題を残している。そこは選手たちに自覚させて、コーチ陣とも共有して、息切れをしないチームにしていくこと。良い習慣の浸透度というものもの散漫になる時期が必ずある。そこをもう一つ徹底できるように、このキャンプを通じてさらに高強度やスピード、トランジションの意識づけも含めて、去年よりももうひとレベル高いところに持っていけたらいい」

ーー練習の最後に選手に伝えたことは

「少しピッチが硬めなので、良い準備をしてトレーニングに入ること、スパイクの調節についてなど、怪我のことについて話した。あとは我々の目指すべきサッカーを具体的には明日以降のミーティングで話をするが、そこで求めることを前もって選手たちに伝えた。今年は良い選手も入ってきているからミックスさせて競争させる時期はたぶん長くなると思う。この競争意識をどれだけ担保できるかは我々も目指すところでもあるのでうまく図っていきたい」

ーーDFの加入が多かった理由は

「まだ言えないところもあるけど、守備のところでやりたいこともあるし、ACLもある。層を厚くしていかないとダメだし、誰が出ても同じことができるようにそれなりのレベルが必要で、誰かが確実に出るという保証もない。そういう競争心が絶対に必要だと思う。やはり2チームくらい同じようなレベルのチームができないと、怪我人が一人出たくらいでガタッと落ちるようでは話にならない。その辺はもう少し様子を見ていきたいと思う」

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