0013: クロスフォリオでカスタムドメイン設定をしてみた

おはようございます。Yukihieです。
今回は若干テック寄りの記事になります。

事の始まりはこう。
「ポートフォリオサイトでXfolioをそこそこガッツリ使わせてもらってるし、広告を出さない設定もできる。それで無料なのはありがたいけれど、無料だとサービスの継続が心配なので応援課金をしよう!」

そんな突然の思い付きからクロスフォリオのオプションを見てみると、『独自ドメインオプション(¥500-/月)』と『容量追加オプション(¥500-/月)』の2つのみ。この2つを組み合わせても月額800円。安い。

クロスフォリオには下記の月額有料オプションがあります。
(ご利用可能な決済方法:PayPal/クレジットカード/クロスフォリオポイント)
■独自ドメインオプション(税込500円/月)
ご自身で取得済みの独自ドメインを、クロスフォリオで作成したポートフォリオのドメインとして利用することが可能になるオプションです。

■容量追加オプション(税込500円/月)
投稿あたりのファイルサイズや総容量の上限を増加させるオプションです。

クロスフォリオの有料オプション機能にはどんなものがありますか?
https://faq.xfolio.jp/faq/140

そして容量追加オプションは私には用が無いと思い独自ドメインオプションを選択。オプションサービスへ課金されたことを確認し、次はドメインをどうするか?の選択に。.comとか味気ないよなーなどと考えながら探し、.worksにすることに決定。.worksドメインは我々のような人間のためのドメインです。下記説明を見るとめっちゃポートフォリオ向きだとわかります。

芸術・創作・文学作品などを載せているサイトなど「作品」に関する様々な場面で活用いただけます。

お名前.comの.worksの特徴より引用
https://www.onamae.com/service/domain/works/

しかしこの.worksドメイン、どこのドメイン取得サービスで取れるものではありません。ついでに言うと.workドメインというものも存在します。用途、対象層は.worksと近いですが、.workの方は『仕事』としての汎用度が高いイメージを設定しているためなのか、取得費用と維持費用が低い傾向にあります。

そんなこんなで偶然どこよりもサクっと見付かったXServerでドメインを取得し、Xfolioへの紐付けを開始。設定はXServer側とXfolio側とでそれぞれ行います。

ドメイン設定は、以下の手順で行ってください。

①DNSの設定
ドメインを取得後、下記の内容でドメインのDNS設定を行ってください。
設定内容:取得したドメインのCNAMEにxfolio.jpを設定
※DNS設定はお使いのサービスによって異なりますので、設定方法が不明の場合はドメイン取得元などにご確認ください。

②クロスフォリオ側の設定
上記①の設定が完了したら、クロスフォリオの「クリエイター設定ページ 」に戻り、「オプション設定」を開いてください。
「独自ドメインを登録する」の入力欄に「サーバー管理画面で設定したサブドメイン」+「取得したドメイン名」を入力して登録を押し、その下にある「現在の設定」を「有効」にしてください。
※例:サブドメインが「www」・取得したドメインがfoo.barだった場合、独自ドメイン登録欄にはwww.foo.barと入力

独自ドメインの設定方法を教えてください。
https://faq.xfolio.jp/faq/157

この①がXServer側でやること、②がXfolio側でやることです。今回私はXServerでドメインを取得しましたが、他のドメイン取得サービスでも設定すべきことは同じです。恐らくクロスフォリオ以外のポートフォリオサイトでも同じだと思います。

XServerでの設定

ドメインの適用先を『その他サービスで利用する』を選択し、ネームサーバーの全てを空欄にする(デフォルトではns1.から始まるものが入力されていました)

ネームサーバー設定

続いて、DNSレコードの設定画面へ移り、画像の通りに設定します。ドメイン名の手前にwwwと入れていますが(サブドメインと呼ばれているものです)、ここをwwwにしておくと、wwwを省略したURLを使うことができます。https://www.yukihie.worksがhttps://yukihie.worksでも機能する、という訳です。

2025/01/08追記: iOS Safariなどの特定環境ではwww.抜きのURLに対応していないことを確認しました。また、Bot判定機能をonにしていると、独自ドメインへのリダイレクトに若干の遅延が発生するようです。

DNSレコードの設定

DNSレコードが設定できれば下記の表示になります。

設定保存後こうなっていればOK

Xfolioでの設定

※XServer側の設定を終えてから行います!(ココ超大事)

独自ドメインオプションを申し込んだ後、クリエイター設定ページの下の方にある、『オプション設定』を開くと一番上に入力フォームが出現しているのでwww.からURLを入力する(私の場合はwww.yukihie.worksですね)

クロスフォリオ側での設定

設定後どうなるかと言いますと、独自ドメイン設定はDNSのキャッシュの関係上、(恐らく)リアルタイムに反映されないため(DNSの浸透ゴニョゴニョと表記されていることもありますし、そもそも何とかしようにも他社のサーバー周りを直接弄れる訳がないのです……)サイトを表示できたりできなかったり、リダイレクトを繰り返してブラウザが停止したりします。ブラウザキャッシュを消去すると落ち着く場合もありますが、恐らく再発します。この現象が完全に落ち着くのは双方の設定が完了してから24時間〜48時間前後かと思います(あまりの暴れっぷりに驚いたため、クロスフォリオへお問い合わせを行いましたが快く回答頂きありがとうございました)。ですので、その間はデフォルトのXfolioのURLを使用して待ちましょう。

ほなまた。

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