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戦前のジャズとファッション
昨日は、大阪商業大学谷岡記念館の講堂でのイベントでした。
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わたしが出演させていただいたのは、第一部、戦前のダンスホールをイメージした構成。
社交ダンスのダンサーの方たちをまじえて、スウィングジャズを演奏しました。
会場に着いて、まず目を奪われたのは、入口前に展示されていた、廃材で作られたドレスの美しさでした。
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調べてみると、カズヒロ ハカタさんは、鹿児島でアトリエを開いておられるようです。
吹上浜に漂着したゴミを使ってドレスを作られているとのこと。素敵ですね。
今回、戦前を再現するステージということで、衣装は何を着ればいいんだろう?といろいろ調べました。
戦前と一言で言っても、1920年代、30年代、40年代で、ファッションもメイクも何もかも異なり、調べれば調べるほど奥が深い。
昔の人たちってなんてお洒落なんだろう!と感動しました。
ファッションは時代を映す鏡といいますが、昔のファッションをみるのがほんとうに好きです。
そして、もうひとつ気になったのが香水。
自分に似合う香水をさりげなくつけている人って、ほんとうにお洒落な人という気がして、昔から憧れているのですが、わたし自身は香水をつけるのが苦手で、ほとんどつけません。外国製のお化粧品の香りもちょっと苦手です。
香水は、トップノート、ミドルノート、ラストノートと時間が経つにつれて香りが変化しますが、このラストノートまで好きな香りに、まだ出会ったことがなく、最初はよくても最後は自分じゃない気がして居心地が悪くなる。
時間が経てば香りが薄くなるアロマ系のもののほうが好きです。
でも、今回は、ステージのイメージ的に香水が似合うかなと思い、いただきものの小さなお試しサイズのシャネルの香水(戦前のものではなく、比較的最近のものですが)をハンカチにたらしていきました。
やはり、自分ではなく、知らない大人の女の人が終始そばにいる感じ(ちょっと緊張する笑)でしたが、香りから、どんな女性のイメージか想像するのは楽しかったです。
シャネルの香水の歴史、資生堂の香水の歴史も調べてみるととても興味をそそられるものばかりで、どれもどんな香りか興味があります。
自分がつけるためではなく、歴史研究の資料として、いろいろな香水の香りを知るのも楽しそうだなと思いました。
今回のイベントにあたっては、大阪商業大学の桑島紳ニ先生より、参考文献や映像などたくさんご教示いただきました。ありがとうございます。
社交ダンスのダンサーの方々を初め、共演者の方々もみんな素敵な方ばかりで、楽しい1日を過ごさせていただきました。
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