小児緩和ケア
注文していた本が届きました。
著者の余谷さんは、教育学部の同級生で、途中で他大学の医学部に入り直し、現在は緩和ケアの実践に取り組んでおられます。
大学時代から、こどもが大好きで、とにかく子どもが笑顔になることがしたい、と言っていた余谷くん。
最初のほうを読み始めたところですが、たとえば、お医者さんが自分の目の前から聴診器を持っていくと、子どもから見れば、聴診器が上から落ちてくるように見えて、怖いのではないか。膝の上に聴診器を置いて、ゆっくり持ち上げるほうが、怖さが和らぐのではないか、というお話は、保育の世界にも通じることがたくさんあるように思いました。
先日も、通勤途中のバス停で待っている小学生の子どもが、「いまなんじですか?」と泣きそうな顔で話しかけてきて、「雨だからバスが遅れてるんじゃないかな?」と話して、一緒に待ちました。
大人にすれば、大したことではないけれど、子どもにとっては、ひとりぼっちでバスを待っていて、来なかったら、きっとものすごく不安で心細いと思います。
小さい頃、毎日こんな気持ちで世界を見ていたなあ、と思い出していたところでした。
ゆっくり読んで勉強します。
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/114383
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