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【文字起こし】2023.10.29 WHOパンデミック条約の要点/鹿先生


🔶文字起こしにあたって

北海道のドクター、「鹿先生」。
学術論文をはじめ、様々な文書やデータの解説を発信し続けておられる。
今回は2024年5月に制定予定のWHOパンデミック条約について。
交渉文書から、その恐ろしさが紐解かれる。
WHO脱退の声(※)が上がっている理由を知ろう。

※ 参考)WHOに対抗する組織「WCH」に関するイベント⬇️


🔶動画


🔶協定交渉文書(PDF)

Negotiating Text of the WHO convention, agreement or other international instrument on pandemic prevention, preparedness and response (WHO Pandemic Agreement)
<Advanced unedited version - 16 October 2023>

訳:パンデミックの防止、準備、対応に関するWHO条約、協定、その他の国際文書の交渉原文(WHOパンデミック協定)
<上級未編集バージョン - 2023年10月16日>

PDFダウンロード⏬

https://healthpolicy-watch.news/wp-content/uploads/2023/10/advance-DRAFT_Negotiating-Text_INB-Bureau_16-Oct-2023.pdf


🔶全文

皆さん、こんにちは。

この文書はWHOのパンデミック条約草案の新しいやつなんですけれども、恐ろしいことが書いてありますので、その内容を紹介させていただきたいと思います。

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▶序文

まず、WHOが今後のパンデミックで権限を手に入れようと高々にうたっている序文なんですけども、

The Parties to the WHO Pandemic Agreement.

訳:WHOパンデミック協定の締約国

参加各国はこのことを認めなければならない、ということなんですが、

1. Recognizing that the World Health Organization is fundamental to strengthening pandemic prevention, preparedness and response, as it is the directing and coordinating authority on international health work,

訳:1. 世界保健機関(WHO)は、パンデミックの予防、準備、対応を強化する上で基本的な存在であり、国際的な保健活動の指揮・調整機関であることを認識する

加盟各国は、WHOが国際保健の指導調整権限主体であることから、WHOがパンデミック条約、準備、対応強化の基本であると認識しなければならない。

WHOの言うことを聞かなければなりませんよ、ということです。

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▶第14条 規制強化

ワクチン関連の部分なんですけれども、

Article 14. Regulatory strengthening

訳:第14条 規制強化

規制当局の権限強化、というコーナーがありまして、日本で言えば厚労省の権限を強化するということです。ただでさえ権限あるんですよ。接種干渉、努力義務ということを国民全員に課せるわけですけれども、さらに権限強化ということはワクチン義務化も可能にしなければならないよ、というような文章なんですけれども、

1. The Parties shall strengthen their national and regional regulatory authorities, including through technical assistance, with the aim of expediting regulatory approvals and authorizations and ensuring the quality, safety and efficacy of pandemic-related products.

訳:1. 締約国は、規制当局の承認及び認可を迅速化し、パンデミック関連製品の品質、安全性及び有効性を確保することを目的として、技術支援を通じ、国内及び地域の規制当局を強化する。

各国は公衆衛生当局の権限を事実上強化し、パンデミック関連製品(主にワクチンですね)の品質、安全性、有効性を保証し、承認を促進しなければならない。

国が保証して、どんどん承認して、義務化して、権限強化して、打たせなければならない、という文章になります。

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▶︎第15条 補償および責任管理

国が打たすわけですから、賠償責任の取り方まで書いてあるんですよ。
秘密契約みたいですね。製薬会社と南アフリカ政府との秘密契約(鹿先生による解説動画)にもこういうコーナーがあったんですけれども、それをWHOが堂々と書いています。

Article 15. Compensation and liability management

訳:第15条 補償および責任管理

1. Each Party shall develop national strategies for managing liability risks in its territory regarding the manufacture, distribution, administration and use of the novel vaccines developed for response to pandemics. 

訳:1. 各締約国は、パンデミックに対応するために開発された新規ワクチンの製造、配布、投与、使用に関し、自国の領域における責任リスクを管理するための国家戦略を策定する。

各国はパンデミックのために製造された新しいワクチンの製造、配送、投与に関する責任リスクに対応するための国家的戦略を立てなければならない。

責任を取るリスクがあるんですよ。やばいワクチンでも打てというわけです、WHOが。だから、国がその責任を取らなければならないリスクがあるんです。国家でもって、多少毒でも打てと、国が責任取れと、パンデミックなんだから、ということをうたっています。恐ろしいですよね。

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▶︎第27条 脱退

で、いったん入っちゃうとなかなかこの条約から脱退できないんですよ。

Article 27. Withdrawal

訳:第27条 脱退

1. At any time after two years from the date on which the WHO Pandemic Agreement has entered into force for a Party, that Party may withdraw from the WHO Pandemic Agreement by giving written notification to the Depositary.

訳:1. ある締約国がWHOパンデミック協定の発効日から2年を経過した後はいつでも、当該締約国は、寄託機関に書面で通知することにより、WHOパンデミック協定から脱退することができる。

条約成立から2年後に脱退文書を提出できます。

2. Any such withdrawal shall take effect upon the expiry of one year from the date of receipt by the Depositary of the notification of withdrawal, or on such later date as may be specified in the notification of withdrawal.

訳:2. この脱退は、預託機関が脱退通知を受領した日から1年経過した時点、または脱退通知に明記されたそれ以降の日に効力を生じるものとする。

そしてさらに1年後に脱退が認められます

「やめた」と言ってから3年間は、これに従わなければならない義務が発生します。

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▶︎WHOと陰謀

これは来年成立見込み。日本は当然入るでしょうから、今から4年間ですね。ちょうどコロナパンデミックが4年ぐらいかかったんじゃないですか。だから今からまた新しいパンデミックをつくれば、つくれますよね。

で、それに対して恐ろしい毒ワクチン、これからレプリコンとかもつくられますから、修飾ウリジン、いまいちでしょ。レプリコンで試してみようと、インフルエンザ、もう一回、もう一発流行らして試してみようと、そういう陰謀対応パンデミック条約

陰謀の主体かな、WHOが。そんな感じがしました。

またお願いします。さよなら。


🔶鹿先生の発信サイト

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🔶文字起こしを終えて

聴きたくなった曲は・・・

「Black Train」
長渕 剛

“ 激しい砂嵐の中
稲妻が走り 闇夜の列車が燃える ”

それでも進もう
真実の矛先へ

以上


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こーじ
仕事と家事の合間を縫って、 少しでも明るい未来のために作成しています。 偶然か必然か、ここでつながったあなたのお役に立てれば幸いです。 サポートいただけましたら、歓喜!! 今後の活力源になること、必至です。