「S23最終1748＆878位」アグロバクフーンをファイアローに乗せて「レギュHダブルバトル」
はじめに
はじめましてユキハと申します。
シーズン23において自身で初めての3桁を取ること出来た為、記事を書くことにしました。初めて構築記事を作成する為、拙い部分もあるかと思いますが、あらかじめご了承頂けると幸いです。
構築経緯
S22に蝶舞ウルガモスを中心としたパーティを使用していたのですが、ウルガモスが積む前にやられてしまう、積んだとしても上手く動かすことが出来ずに止められてしまう等で勝ち切ることが出来ませんでした。（その時は20000位くらいにまで落ちていました。）その為、レギュH開始前の仲間大会で使用していたヒスイバクフーンを使用し、S22の最後を闘ったところ、4600位くらいにまで上がることが出来きました。このことからS23では、「ヒスイバクフーンと一緒に闘おう！！」となりました。
使用構築
最終的に使用していた構築は上記のようになりますが、初めに使用していたパーティは下記のような感じでした。
オーロンゲ→ファイアロー。
イッカネズミ→アシレーヌに変更といった形になります。
①オーロンゲ→ファイアローに変更
元々は、オーロンゲのねこだましで相手1体を止めてから噴火。バクフーンより速いポケモンがいる場合にはでんじはを打つようにしていました。
しかし、相手のポケモンが2体ともバクフーンより速い選出をされた場合、ねこだましだけでは止め切れないことやカイリューやドドゲザンといった強力な先制技を使用するポケモンには弱くなってしまう点に頭を抱えていました。そんな時にある実況者様がバクフーン+ファイアローを使用されているのを拝見し、「追い風+ファストガードがあれば、この問題を解決出来る！！」となり、ファイアローに変更しました。
②イッカネズミ→アシレーヌに変更
このゆびとまれでバクフーンを守ったり、いかりのまえばで相手を削ったところを噴火で倒すといった使い方をしていました。しかし、環境全体的にドラゴンタイプ（ガブリアス、カイリュー、ドラパルト）を多く見かけるようになり、噴火を通すのがこれまで以上に難しいことが増えてきました。また、炎テラスをしてくるポケモン（特にコノヨザル）が厳しいと感じるようになった為、この2つの問題を解決出来ると思われるアシレーヌをパーティに採用しました。
個体解説
バクフーン（ヒスイ）@こだわりメガネ
テラスタイプ:ほのお
特性:おみとおし
性格:おくびょう
149(4)-×-98-171(252)-105-161(252)
CSぶっぱ
このパーティの主役ポケモン。
初手の噴火でお相手の先発2体とも吹っ飛ばし、そのままお相手に降参ボタンを押させる。ワンターンキルを見せた恐ろしくも頼もしいポケモン。
追い風がありますが、多くのポケモンの上から噴火を押したいことからおくびょうのCS振りで使用。（最速サーフゴー、ブリジュラス等に抜かれない）
炎テラス+晴れ+こだわりメガネの破壊力は半減で受けに来るポケモンも吹っ飛ばします。噴火を耐えられて、ダメージを受けてしまっても引っ込めて熱風に切り替えることで、終盤の詰めとしても強いと思います。
ガオガエンが大体はたきおとすを打ってくる為、一度噴火を打ってはたきおとすでこだわりメガネを落とされたところを気合玉を当てるということを最終日に思いついた為、火炎放射と変更しましたが、その後ガオガエンと対戦することはありませんでした・・・
ドラゴンタイプも多く、オオニューラのような速いポケモンもおり、噴火を通しにくい場面も多々ありましたが、そんな環境の中でも頑張ってくれた1体です！！
ファイアロー@おんみつマント
テラスタイプ:ひこう
特性:はやてのつばさ
性格:ようき
175(172)-109(60)-94(20)-×-90(4)-195(252)
HSベース
パーティの弱点を補強してくれた凄いポケモン。
ある実況者様の型を使わせて頂きました。
追い風、にほんばれ、ファストガードの様々な変化技で味方をサポートしてくれます。にほんばれはバクフーンの火力をサポートするだけでなく、お相手の雨パにも強くなる点がgood！ファストガードはカイリューやドドゲザンといった強力な先制技を使用するポケモンからバクフーンを守ります。テラス後に通るねこだましも守ってくれるのも大きいです。火力のなさが玉に瑕となってしまいますが、このパーティの使い勝手を確実に良くしてくれた1体です！！大量発生で捕まえた色違いです。
ゴリランダー@とつげきチョッキ
テラスタイプ:ほのお
特性:グラスメイカー
性格:いじっぱり
192(132)-180(148)-111(4)-×-118(220)-106(4)
HADベース
展開されたサイコフィールドの解除やねこだましでの味方のサポートをしてくる一方でウッドハンマーできっちり火力も出せるサポーター+アタッカーのポケモン。
調整はレギュGの個体をそのまま使用している為、細かな調整の理由はありません。（この辺りをきちんと覚えておらず、申し訳ございません(;´･ω･)）
イエッサン+グレンアルマ構築、ガブリアス+ファイアローのような地震で攻めてきそうな構築、雨パやトリル構築等、様々な構築に対して選出をしていました。はたきおとすは輝石や草技が通らない相手にとりあえず押して持ち物を落とすといった感じで使用しました。（そこまで打たなかったです。）
テラスタイプは一般的に使用されている炎です。やけどにならない点や炎技を半減で受けることが出来る為、使い勝手がいいと思います。
ゴリランダーがＳ23の使用率が1位になるのも納得出来るくらい使いやすく、色々なパーティにも組み込めることが出来ると思いました！！
アシレーヌ@きあいのタスキ
テラスタイプ:どく
特性:うるおいボイス
性格:ひかえめ
155-×-94-195(252)-137(4)-112(252)
CSぶっぱ
バクフーンで倒すことが厳しいドラゴンタイプや炎タイプに圧力をかける為に採用しました。最終日の3日前に採用。
持ち物にきあいのタスキが余っていた為、CSぶっぱとしてアタッカーの配分としました。ただ、きあいのタスキがなくても一撃で倒されるという場面があまりなかった点やタスキを持っていることから受け出しがしづらい点もあり、この持ち物と調整は要検討かなとも思いました。とはいえ、がんじょうのブリジュラスと合わせて行動保障持ちが2体いるというのは、安心出来る要素であり、先発・後発のどちらも任せられるポケモンです。
ハイドロポンプの枠は寿司対策として黒い霧を採用していましたが、終盤に寿司を見かけなかった為、ハイパーボイスでは火力が足りない部分を補えるハイドロポンプを採用しました。
テラスタイプも一般的などくタイプとしており、オオニューラのフェイタルクローや草タイプの技を受けれる為、相性が良いテラスタイプだと思います。（寝てしまっては意味を成しませんが・・・）
終盤に採用しましたが、よく頑張ってくれた1体です！！
オオニューラ@グラスシード
テラスタイプ:あく
特性:かるわざ
性格:ようき
167(92)-182(252)-82(12)-×-102(12)-173(140)
ASベース余りHBDに配分
A→特化
S→準速オオニューラ抜き
HBD→余り（グラスシードを持たせる為、Bは偶数）
こちらもある実況者様のオオニューラを参照にさせて頂きました。
（はじめはねこだましの枠をにほんばれで使用していました。ファイアローがにほんばれを展開していますが、奇襲性はこっちのほうが高いです。）
ねこだましでのサポートが出来ることや相手の追い風に対してもかるわざで対応出来る強力なポケモン。フェイタルクローの追加効果で助けられる試合もあれば、負ける試合もあり、そういう意味でも強力ですが、どく、かくとう攻撃範囲は多くのポケモンに等倍以上で攻撃出来る為、オオニューラの魅力はフェイタルクローだけではないかと思っております。
持ち物はゴリランダーのグラスフィールドで発動するグラスシードを採用しました。心もとない物理耐久を上げてくれるアイテムです。
テラスタイプはあくタイプとしており、じごくづきを採用しております。これにより、イエッサン+グレンアルマに対しての切り替えしが出来る点、どく、かくとうでは触れないゴーストタイプにも打点があるのはgood！
このパーティで相手をしづらいイエッサン+グレンアルマとの試合ではいつも頑張ってくれました！！
ブリジュラス@パワフルハーブ
テラスタイプ:フェアリー（殆どでんきテラでした）
特性:がんじょう
性格:ひかえめ
165-×-151(4)-194(252)-85-137(252)
CSぶっぱ
バクフーンでは対処が厳しいドラゴンタイプ、炎テラスを切ってくるコノヨザルや炎タイプのガオガエンへの負荷をかける役割をアシレーヌと担っているポケモンです。相手の雨パに対しても選出をしていました。
先のアシレーヌでも述べておりますが、特性がんじょうによる行動保障が強力で先発・後発のどちらも任せていました。
持ち物はパワフルハーブを採用しており、Ｃが上昇するエレクトロビームを天候に左右されずにすぐ打てるのはやはり強力です。とつげきチョッキ型とは異なり、守るも使える点は使いやすさを感じました。
テラスタイプは殆どでんきで使用していましたが、あまり切ることがなかった為、それならこのパーティで厳しいドラゴンタイプの技を透かせる可能性があるフェアリーを採用することにしました。
特性がんじょうよるタイマン性能と強力な技で相手を削ってくれるこのパーティを影で支えてくれたポケモンです！！
選出パターン
基本選出
先発：バクフーン+ファイアロー（積極的に炎テラス噴火を狙います。）
後発：お相手のパーティに刺さっている2体を選出
ただし、バクフーンがあまりにも刺さっていないと判断した場合には、バクフーン、ファイアロー以外の4体を選出し、個々の力で闘う時もあります。
また、トリル構築のようなバクフーンより速いポケモンがいないようなパーティには、バクフーン+＠3ような出し方をします。
苦手な相手
①コノヨザル
こだわりスカーフを持っていても食べ残しビルドアップ型でも厳しいと感じていたポケモン。特に炎テラスを切って噴火を半減で受けつつ、ビルドアップを積んでくるコノヨザルを倒すことはかなり難しいかったです。
②ドラパルト、ガブリアス・カイリュー
噴火を半減で受けてくるだけではなく、一撃の火力も重たい為、突破することがかなり難しかったポケモン達。おまけに速い。このポケモン達を如何にして早急に倒すかで試合の勝敗に大きく関わっていました。
おわりに
SVからダブルバトルを本格的に始めて、今回最終3桁という結果を残せて非常に嬉しいと感じており、成長を実感しております。今年からオフ会や大会への参加もするようになり、そのような場で自分より強い方々と対戦することが出来ていることが自身の成長に繋がり、結果にも表れたのだと思っております。また、「バトメモ」というアプリも教えて頂き、対戦の結果や試合内容についても1戦毎にメモを残すことで、試合内容を都度振り返ることが出来たのも大きかったと思います。
ただ、強者の皆様との差はまだまだあると感じておりますし、最終3桁もこの1回だけでは、総合的に強くなったとは言えません。まずは、安定して最終3桁を取ることを1つの目標としていき、今よりも強くなって強者の皆様に追いつけるように今後も精進していきたいと思っております。
ここまで読んでくださった皆様、最後まで付き合って頂き、誠にありがとうございました。
ユキハ