
パートの面接に落ちたこと
実は昨年末、パートの面接に落ちてしまった。
ある方から「ここ、あなたに合っているのでは?」とすすめていただいた求人。
これまでの経験と照らし合わせて響き合うところがあった。
元々の情報は正社員だったが、アルバイトとパートも募集しているという。
しかも週二~三日からOKとあって、俄然やる気が出たのだ。
仕事をすれば子供を預ける口実ができ、自分の時間も増えるのでは…という魂胆もあった。
面接を受けるのは約二年ぶりで、その割には比較的上手く話せたと思っていたのだけれど、一方で、やや企業研究が甘かった気はしていた。
不採用の一番のネックは希望勤務日数ではないかと思う。
というのも、求人の時点では週二~三日からOKとあったのだが、面接では(詳しく書けないので表現が難しいのだが)「お客様により親しみを持って頂けるよう、週四日勤務できないか?」と聞かれ、それは厳しいと答えていたからだ。
地縁が全くないIターンでの地方移住、夫の多忙など、様々な事情から「保活」の波に乗ることができず、そうこうしているうちに子供が一歳を迎えてしまった我が家が現在頼れるのは、一時保育とファミリーサポートの二つ。
一時保育は仕事をしていても週二日利用が上限。ファミリーサポートは一般の方に子供を託すので週一日が限度。結果、計週三日を確保できるが、子供が病気になれば危うい。
面接では、育児に関することはあまり詳しく聞かれなかった。
ただ、子供が一歳であること、わたしたち夫婦がどちらも遠方の出身であることなどが、結果に全く影響がなかったと断言することはできない。
もちろん不採用の理由は教えていただけていないし、例え原因はこれですかと聞くことができたとしても当然否定されると思うけれど、「もし育児中でなかったら…」、「もし地方移住者でなかったら…」という言葉が何度も脳裏をよぎった。
とはいえ、これは一つの通過点だ。
一度挑戦しただけで諦める訳にはいかない。
まだこれから…という気力があるうちは終わりではない。
チャンスをうかがいながら、社会勉強と思って出掛けていくしかない。
その都度「育児中なのですが…いけますかね…?」みたいな気持ちを心の奥底に沈めたまま胸を張り続けるのは、正直とてもしんどいのだけれど。
いいなと思ったら応援しよう!
