快活な女の子とマリファナ
こんにちは!みなさんお元気ですか?
秋から冬になりそうな風の匂いを沢山吸って、どうして秋はこんなに一瞬なのかと毎年思っている気がします。
これを読んでくださる人で同年代の人はあまりいないのかもしれないなあと思いながら、分からないので私の心を作っている大切なものを今日は紹介しようと思います。
Judy and Mary
1992年に結成、翌年メジャーデビュー、2001年に解散した日本のロックバンド
解散してからはそれぞれ別々に活動をしていて、ボーカルのyukiさんがソロで出している曲を高校生の時に聞いたのがきっかけで、Judy and Maryを好きになりました。
(私自身はこのバンドを認識する前はるろうに剣心のop曲、そばかすを聞いたことがあるなーくらいでした!)
私が一歳の時に解散した、当時の世代の日本人は当たり前に知っていて、多くの人がたくさん聴いたであろう有名なバンドです。
↓自分の世界に入りまーす笑
こんなにポップなのにどうしてどこか寂しさを感じるのか、一見何を言いたいのかわからない歌詞がこんなにも心に刻まれて離れないのはなぜか。
と沢山聞きながら考えた。
大好きになった。
けれどどうしてこんなに惹かれているのか、自分の心が分からなかった。
なので友達に何曲か聞いてもらった。
「るるは古い曲がすきだよねー」
とだけ言われ、軽くショックだったと同時に、この素晴らしさに気付けたことが私の誇りになり、自信になった。
当時の学生たちはこれを生で聞いてライブにも行って、新曲が出るワクワクや、テレビで歌っている姿を見たり、友達とJudy and Maryについて話して気持ちを共有出来たのか、そして解散するときの苦しさや様々な感情もメンバーたちと共にしたのか
私がこの時に学生でこの音楽を聴いていたら何を思っただろう、何を思いながら毎日生きているんだろう。
と、高校生の時に考えていたのが懐かしい。
だけど今思うと
今の私だから出会えたし、こんなに心の深くにいる。
音楽は残る。そして伝わっていく、時が流れても。時代がちがうと経験してきたことや、感じてきた思いが違うから歳の差というのはそれだけで本当に壁になりえるんだと思うけれど、本質的に人間の心は変わらない。
それからしばらくして、デビュー当時のインタビュー動画をみつけた。
Judy and Maryの名前の意味について話していた。
色々話してたんだけど、一言で言うとポジティブとネガティヴのバンドなんだと語っているゆきちゃんの姿を見て、私の中の全ての気持ちが落ちてきた。
だから私はこんなに惹かれたのか。
パンクの荒削りで凶暴なところがありながらも楽曲はどこまでもポップ。
だけどあの曲、音、詩、声、演奏、メンバーにポジティブとネガティブの感情が複雑に入り混じっている。
それにこんなにも魅力を感じるのは、私もそうだから。同じだから。
私は元々ものすごくネガティブで、被害妄想が激しくて、人の目を全力で気にしてるような人間だった。変わりたい!と思って自分なりに努力して変わったと思うけれどやっぱり本質はネガティブなんだなと日々感じる。
けれどそんなのはどっちでも良くて、どっちがダメとかじゃなくてそれが自分なんだから、私は自分を、自分の全ての気持ちを、心を愛せるようになりたい。そしたら周りの人に対してもきっと同じように思えるようになる。
もっと優しい人間になれる。
サウンドが古かろうとそこに込められた想いがまっすぐ。余計なものがない、ゆきちゃんの声に乗ってただ真っ直ぐ心に届いた。
Judy and Mary
今は高校生の時よりも、一曲一曲を大切に聴くようになった気がします。
どんな曲があるのか知らないよって方!
ぜひぜひ一度聞いてみてください^ ^
最後まで読んで頂きありがとうございます
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