中国の歴史を学ぶ難しさ。
今、大学で陶芸について学んでいる私。
そう聞くと、ひたすら土こねてるイメージが湧くかもしれないけれど、決してそういうわけではない。
一応「芸大」なので、デッサンをしたりアートについての小難しい哲学を学んだり、芸術史について勉強することもある。
特に陶芸を学ぶものとして、切っても切れないのが中国の陶芸史である。実は日本も、中国の陶磁器に影響を受けているからだ。
古くは新石器時代まで遡って、歴史を紐解いていく。どうやって今のような器になったのか、知らなかったことを知る良い機会。
ただしこの勉強、非常に進みが遅い。自分は文章を読むのも理解するのも人並みのスピードは持っている自信があったが、こればかりは敵わない。なぜかって?
漢字が読めないから。
中国の歴史だからなのか、歴史が中国にあるからなのか、テキストには普段使わないような漢字が大量に出てくる。
「廟」とか「濤」とか「甕」とか「砧」とか…
おそらく日本でも使う漢字だと思う。でも、使用頻度はかなり低いはず。ごく限られた使い方しかしないものだ。
そもそも単語の意味を調べたくても、読み方が分からないから検索のしようがない。勘で当たるものもあるが、とにかく時間がかかるかかる…
漢検の勉強をしていればある程度スピーディーに読めるのかもしれないけれど、残念ながら一度も勉強したことがない。それでも何とか読み進めてレポートを書いている。
私みたいに、読める漢字があまり多くない人にとって、中国の歴史の勉強は困難の連続なんじゃないだろうか。
…え?私だけ?
ユキガオ
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