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幸せは探しに行っても見つからないものだ。

幸せになりたい。

そう思うことはなかっただろうか。どこか違う場所に行って違う自分になれば、幸せになれると思ったことはなかっただろうか。

私はある。「この場所じゃ、今の自分じゃ、幸せになれない」そんな風に思う人は、この世のどこかに今もいると思う。

「幸せは自分の心が決めるんだよ」

と、人は言う。それは真実だと思う。自分を幸せにできるのは、自分しかいない。自分が幸せだと思うなら、どこで何してたって幸せだ。

じゃあ、幸せを求めて居場所を変えるのは間違いなんだろうか?

私は、それも間違いじゃないと思う。

幸せを感じるには、心に余裕がないといけない。「あ、いま幸せかも」って考えられるだけのスキマがないと、幸せを幸せと感じることはできない。

いくら人に「あなたの状況は幸せなのよ」と言われたところで、聞き入れて実感するだけの心のスキマ。

居場所によっては、このスキマを残すことができない場合がある。日々をギリギリやり過ごすだけで、もういっぱい。

そういうときは、居場所を変えることが有効だったりする。幸せを感じる余裕さえできれば、金銭的に余裕がなくても幸せなのだ。

もちろん、「場所を変えただけでは効果がなかった」という場合もある。それはそれで、「原因は他にあるんだ」と気付けるのでいい。

つまり、今の場所に不満があるならとやかく言わずに動いてしまうのもアリだということだ。

だって、自分を幸せにできるのは自分しかいないんだから。自分で変えるしかないじゃない。

* * *

朝起きて、もこもこの泡で顔を洗ったとき、ふと思った。

「あぁ幸せやなぁ」

なんでかはよく分からない。でも、ただただ幸せをな気持ちで心が覆われた。

他にもある。冷えた体に熱いシャワーを浴びたときや、良く晴れた青空の下で深呼吸をしたとき。「あと5分だけ」って、目覚ましをセットし直してぬくぬくのお布団に潜るとき。

そんな、なんでもない瞬間に幸せを感じられる私は幸せ者かもしれないなぁ。

ユキガオ
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