ツイてない日は、ツイてる日の前兆
今日は朝からとことんツイない。
出かけなきゃいけないのに、外は強い風と雨。ここ数日の晴天が嘘のような荒れ具合に、すっかり出かける気が失せてしまった。
しぶしぶレインブーツを履いて家を出たら、雨は小降りに。というか、すっかり上がってしまった。せっかくのレインブーツは、独特の脱ぎ履きしにくさだけが残った。
お昼ご飯を買っていこうとコンビニに寄り、いつものサラダを手に取る。レジのお姉さんが怪訝そうな顔をして「ちょっと待ってください」と店内を走る。どうやら私が手に取ったラスト1個のサラダは、賞味期限が残り2時間だったらしい。売ることができないと言われ、私はお昼ご飯を諦めた。
そのコンビニで買ったカフェラテを飲もうとしたら、思いのほか熱くて唇を火傷した。
ちょっとした手続きをしたくて立ち寄った役所では、書類の不備を指摘され、めんどくさそうに追い返される。あげく、連休が近いこともあって手続きにかなりの日数がかかることも判明。
朝9時半までに、これだけ悲しいことが起こった。なんてツイてない日だ。
でも実は、ちょっと喜んでいる。
なぜなら私は、「ツイない日のあとには必ずツイてる日がやってくる」ということを知っているからだ。
これだけツイてなかったんだ。きっとこのあと「私はめちゃくちゃラッキーな人間だ!」と思えるような日がやってくるに違いない。美味しいものを食べられるかもしれない。思いがけずプレゼントをもらえたりして…!
なんてことを考えていたら、すっかり落ち込んだ気持ちは吹き飛んだ。
どんな出来事も、結局は「気の持ちよう」なんだろう。
ユキガオ
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