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引越しという儀式。

引越しに対して「楽しい」と感じる人と「めんどくさい」と感じる人。これは二つに分かれるそうだ。

「楽しい」と感じる人は、新しい場所での新生活にわくわくしていて、「めんどくさい」と感じる人は引越し作業そのものを億劫に思っている。

そして私は断然、後者だ。理由は三つある。

まず、引越しに伴う手続き関係がとにかくめんどくさい。住所を変えることで変更手続きしなければならないものが多すぎる。しかも役所は平日しか開いていないし、たいがい待たされる。

さらには、電気やガス、インターネットなどのインフラ関係も閉じたり開設したりしないといけない。日付を間違うと致命的なので、これは気を遣う。

二つ目に、新しい土地に慣れるまでが辛い。慣れた場所にいると安心する性格ゆえ、知らないことだらけの場所だと不安になってしまう。

道も分からない、スーパーの場所も把握できていない。とにかく「どこに何があるか分からない」という状態が嫌なのだ。冒険感覚で楽しめたらどんなにいいか。

三つ目は、やはり引越しそのものがめんどくさい。引越し先の選定、引越し業者選び、見積もり、荷造り、荷解き…やることが多すぎる。

ミニマリストに笑われそうだが、やっぱり荷物が多いのが原因だろう。この荷物たちをいかに安く運ぶかという、くだらないことに苦心するのだ。

「だったら引っ越さなければいいじゃないか」と思われそうだけれど、引越しが必要なタイミングというのは人生で何度か出てくる。致し方ないのど。

めんどくさい手続きをやって、知らない土地に慣れていくしかないのだ。そうやって、知らなかったことを知っていけばいい。

そう自分に言い聞かせて引越し準備をしていく。この土地に住むのもあと少し。慣れないところへの不安をやわらげるために、最善の準備をしておかないと。

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