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【函館】土方歳三ゆかりの地の旅(+α)

函館ガラナ!ガラナは美味いぞ

北海道は函館、新選組副長・土方歳三にゆかりのある地を巡ってきたのでレポします。
+関係ない場所もあるけどせっかくなのでそれも残しておきます。
1泊2日だったけど、他の用事もあったので観光のために動けたのは15時半頃から。
もっと効率いい動き方あったなぁと後で思ったけど仕方なし。まぁ旅って思った通りになかなかいかないね!

ちなみにこちらの記事を参考に組みました。

行程はこう。



1日目

土方・啄木浪漫館(1F)

まずはここから。到着したのは16時頃。

哀愁テーマパーク「土方・啄木浪漫館」側面
哀愁テーマパーク「土方・啄木浪漫館」

函館バス「啄木小公園」停留所降車すぐの場所にあるこちら。
なんと、2024年10月に閉館されてしまうとか。

閉館前に訪れることができて良かった…
ここ、とっっっても良かった。滞在2時間ほどだったんですが、全然時間が足りない。
まだ2時間くらいは余裕で見れそうなくらい資料が充実していて、それらの文字も多いのでゆっくり全部読もうと思ったら時間かかると思います。

1階が土方、2回が啄木の資料館になっています。
入り口にはこちら。

入口の土方歳三像

そして1階土方エリアへ入ると、これがお出迎え。

終焉の鎧

「隊長!土方隊長!」
という声が。ちょっとびっくりした。最後に着ていた鎧なんだろな…

進むと、新選組にまつわるお話や資料などが沢山ありました。
館内は一部を除いて撮影OK。ありがたし、ここぞとばかりに撮っていく。

幕末の短銃
榎本武揚の手紙など
各事件などの詳細展示
新選組重大事件年表。照明で上手く撮れない…

写真撮りすぎて全部紹介できないのだけど。
もちろん刀も沢山ありました。

長曽祢虎徹(近藤勇の愛刀)
乞食清光(沖田総司の愛刀)
手柄山氏繁(永倉新八の愛刀)

そして出ましたどーん

和泉守兼定、堀川國廣(土方歳三の愛刀)

土方さんの愛刀は之定(二代目)じゃなく会津十一代目のほう、という説を前提として展示されているっぽいのだけれど、逆の説もあるから面白い。
本当のところなんて今はもう誰にも分からないもんな…

「和泉守兼定」諸説(拡大推奨)

他に展示されていた兼定

疋定(三代目兼定)
之定(二代目兼定)※あまりにも映り込みがすごいのでぼかし
会津十一代目兼定(会津銘あり)

他にもいろんな刀が展示されていました。
刀剣は詳しくないけど興味深かったです(こなみかん)

名刀たち
鬼神丸国重(斎藤一の愛刀)

土方さんのドキュメンタリー的なのが流れてるコーナーもありました(撮影不可)

時間を見たらここまでで50分も経ってる、まじ?
ここには親戚に通り道だからと車で送ってもらい、用事を済ませたらまた迎えに来るよーって言ってくれたので荷物も預けてて、大体1時間くらいって言われてたんだけど、やべー啄木の時間がーとか思ってたら、なんかもう1エリアあって…

開陽丸

アッ…開陽丸だぁ……そうだねこの先の武器とかまだ出てないよね……
啄木どころか土方さんも全部見れないじゃん

もともと1時間じゃ無理じゃね?とは思ってた。
立ち寄ってくれた親戚に、無理だからバスで帰る!と告げて、車に積んでた荷物を受け取り再び館内へ。
フロントの方も優しくって、キャリーケース預かってもらえたので閉館まで居座ることにしました。

ルフォーショー(土方歳三の拳銃)
備前長船住祐定(土方歳三最後の刀)
ゲベール銃
カノン砲とアームストロング砲
箱館戦争決戦の絵

本当にたくさんの資料が展示されていて、内心テンション爆上がりで見学しました。
後半は結構駆け足になっちゃったし、全部の文字を読めてないので写真をとにかく撮りまくった。
あとで読むんだ!


土方・啄木浪漫館(2F)

せっかくきたなら啄木も見学せねば。
と2階へ。

石川啄木「一握の砂」より
啄木が使用した筆記具
啄木の写真
写真いろいろ
啄木三大詩歌集

こちらも資料が豊富!あとこの時代の雰囲気が良!
レトロなポスターとかもあったので創作の参考にもなりそう…といっぱい撮りました。
撮影NGエリアには学校で勉強を教えているシーンを再現する人形なんかもあって面白かったです。
動きそうだったんだけど動かすところ分からなくて…ちょっと見たかった…

途中、バルコニーに出られるところがあり、啄木が愛した景色を一緒に感じよう的なのが書かれてまして、じゃあ出てみるかと外に出たら…さっむい!!

海と函館山

この建物のすぐ裏が海なので、風もすごいし止んだとはいえ雨模様だったからめちゃめちゃ寒かった!
時間にして17時半過ぎだと思います。晴れてたら綺麗だろうな。

民宿ザ・土方店主寄贈…?
YAMAHAのオルガン…?
「創作幻燈セット」映画がまだ出来る前のやつかな、文字にピント合ってない下手か
たばこ定価表。これ以外にも煙草の資料がなぜか豊富だった
ラベル
ラベル
マッチ。ここまで来たらもう啄木関係なくね…?

啄木のほうは本人のことと周囲の人との関係と、この時代にどんなことがあったか、みたいな内容でした。
正直、土方さんのついでに見に来たようなものなので(ごめん)、限られた時間の中で見るためにどうしても比重が土方さんになってしまった…
時間があったらゆっくり見たかった。啄木はあんまりいいイメージもってないけど、深く知ったら何か変わるかな、こっちも斜め読みで見て回ったから新しい情報がほとんど入って来なかったよ…残念。
あとで写真見て読めるところは読んでみます。

そんな感じで最後にもう一度土方館のほうを見て(めちゃめちゃ名残惜しい)

:幕末維新名鑑 クリアファイル

こんなものを買っちゃいました。読み応えありそ~~~

閉館の時間が近づいてきてバスの時間もあるのでここで終わり。
ちなみにバスは閉館ちょい前に来て、それを逃すと2時間後まで来ないという地だったのでドキドキした。
でも隣にびっくりドンキーがあるのでバス乗り遅れても一応時間は潰せそうで安心設計。
待ってる間は寒すぎた。冬かよ!


ホテルとラッキーピエロ

バスで函館駅に到着。
ホテルはこちら「ホテルニューオーテ」へ宿泊。

ホテルのチェックイン時間を結構遅めに設定してたんだけど、あまりに寒かったのでチェックインできるかな~と思って聞いてみたら全然大丈夫だった!
荷物置くだけ置かせてもらおうの気分だったけど得しちゃったな。
お風呂は部屋のユニットバスと、家族風呂があって、家族風呂はチェックイン時の予約しかやってなかったんだけど、さすがにチェックイン可能から3時間半も経ってたら埋まってた。
今からなら空いてますよーと言われてちょっと悩んだけど、入ったら外出たくなくなると思って諦め。

何でここにしたかというと、翌日行きたいと思ってた朝市が近い!
更にお部屋で煙草が吸えるプランがある!うれしい!
部屋自体は狭かったけど寝るだけだし何も不便がない…なんだここは天国か?
暖房もつけられるし浴衣もあるしアメニティもある…
喫煙部屋ってある程度においが染みついてたりするから覚悟してたけどそれもぜんぜんない。綺麗。
朝食付きとかもあったけど見て決めたかったので素泊まりにした。

で、ここ、1階にはラッキーピエロがあるんですわ。
ラッキーピエロっていうのは函館のご当地バーガーショップ?レストラン?
ファーストフード店ではないらしい。

ラッキーピエロの食事券付きプランもあったけど、時間が読めなかったのもあって素泊まりにしたから、いざ自分で行ってみました。
いつでもどこの店舗でも並んでる、と事前に聞いてたけど、ほんとにどこでも並んでた。店内席はすいてたんだけどね。
20分くらい並んで、一番人気のチャイニーズチキンバーガーとラキポテのセットがあったのでそれと、ブルーベリーシェイクがあったので追加で注文。ブルーベリーものに弱い。
テイクアウトして食べました。
え、うまいな…?なんだこれ、うまいな!?
すごい満足感ある。これ函館民他のハンバーガーショップ行かんだろ…
焼きそばとかカレーもおいしいらしいね。今度行ったら別の食べてみたい。

で、食べてのんびりしてたらいつの間にか寝落ちた。
気づいたら1時とかになってたんだけどもう何もかもが面倒になったので、朝の目覚ましだけセットしてそのまま寝ました!
思えば昨日からほとんど寝てないんだわ。そら疲れる。
一人だからこその怠惰、最高すぎる…


2日目

朝市

5時半起床。
とりあえず風呂に入り、身支度を整えて、6時半くらいに出たのかな。
まずはぷらぷら散策。天気が良くてよかった~!
人が多いと予想してたけど思ったよりすいてた。カニとかいっぱい並んでたけど、やっぱお高い。
価格についてはある程度予想はしてた通りだったので、そんなもんですよねぇ~って感じ。
ただ思ったより呼び込みされなかったというか、消極的な人が多い?
一人だったし私の目線が観光客っぽくないのか、それとも店員さんの人柄なのか、声も小さくて札幌とは結構違うなって印象だった。

その中でもすぐ話しかけてきたおばあちゃんのお店があって、そのおばあちゃんが先日亡くなった祖母に喋り方とか雰囲気が似ていて。
つい足が止まって喋ってたら、イクラ1本1000円の瓶を2本で1500円でいいとさらっとまけてくれ、ちょっと食べてみるかい?とホッケフレークをいただき、まんまと絆され買いましたね。
ちなみにホッケフレークはAmazonで見たけどそれより全然安いわ。あと消費税まで計算した後に端数もまけてくれた。いいお店だったかもしれん、ありがと…
でもこれも観光客へのアプローチなんだろな!知ってる!いいよ!

朝ごはんどこにしようかな~って歩いてたら、元気に呼び込みしてるおじさんがいて、3色丼好きなの選んで2420円だよ、サービスでこれの中から選んで!っていうところがあって、高いけどまぁ他も似たり寄ったりだしな、じゃあ喋りが気持ちいい人のところに行くか、と思って行きました。
ウニ、イクラ、アワビの丼にして、サービスはツブ焼きで。
尚、ウニふたつはできないの?と聞いたら高いやつは無理って言われた。チッ……隣のおばちゃんがエッて顔してこっち見てた気がするけど気にしない。
ちなみにウニ専門店っぽいところがあったけど、そこは6000円とかしてたから無理すぎた。

余談すぎるけど、余市にある柿崎商店というところはめちゃ安くておいしいウニ丼が食べられます。時価だからピンキリかもだけど。
ニッカウヰスキー工場のあるところなので、そこの見学と一緒にぜひ行って欲しい。
ウイスキー好きにはたまらん場所だしついでにおいしい海鮮が食えるよ。ここ大好き。おすすめ。

てことで、頼んだのがこちら。

三色丼2420円
サービスのツブがきた。食べかけごめん

味は普通に美味い。そりゃ東京で食べるよりは全然美味い。
アワビ、生だとかたいの忘れてたくらい生で食べるの久しぶりだったな。コリコリ。
イクラはもうちょっと弾力あるとうれしかった。
ウニはうめえ。もっと食わせろ。
ツブも美味しかった。ホタテとどっちにするか悩んだ結果こっちにしたけどホタテも食べてみたかったなぁ。
あとみそ汁がふのりの味噌汁。なつかし~~~!
浜で食べるみそ汁ってこれよな!
食後のコーヒーは無料サービス。いただきました。

それからもうちょっと周辺を散歩してたんだけど、ちょっと面白かったのが
店「お姉さん何探してんの」
私「散歩しながらいろいろ見てた」
店「カニどう?」
私「いや~カニはいらないかな~」
店「カニでなくても色々あるよ、イクラとかイカとか貝とか。どこからきたの?」
私「東京からだけど育ちは札幌」
店「あらそう~…あ、お兄さんどう見てかない?」(後ろから来た人に声をかける)
切り替え早くて笑っちゃったw
売り込むなら道民より内地の観光客よな。そらそう。
札幌でも食べるところにはよるけど、多分平均したら函館のほうが美味いと思うよ…頑張ってねおばちゃん…


土方歳三最期の地碑

コンビニでまたコーヒー買って、ホテルへ戻って、チェックアウトの準備をしつつアンパンマンを横目にちょっとのんびりして、一旦函館駅のコインロッカーにキャリーケースを預けてきました。
駅に入ってすぐのエスカレーターを上ったすぐのところにあった。
帰りにピックアップしやすくていいな。

目指すは徒歩15分程度の若松緑地公園というところ。
地図アプリ起動!曲がるところが1つしかなくてすごい分かりやすい!
これなら方向音痴の自分でも問題なく行けそう。
近づくと看板もちゃんとあった。

公園手前
公園内の池
案内板
土方歳三最期の地碑

そうかここで倒れたのか…
諸説あるけれど、ここが有力らしいですね。
現在ではかなり美化されているところもあるだろうけど、私は土方さんの生き様、好きです。
手を合わせてきました。

ちなみにまじで普通の公園の中にある。すげーな。

地碑を背にした時の風景

五稜郭タワー

再び函館駅前に戻り、今度は市電へ。
市電は事前に1日券を買うのが良い!600円で乗り放題だ!

「五稜郭公園前」で下車し、徒歩10分くらい。

五稜郭タワー

9時開館で9時半頃着いたけど、既に人が結構いましたね。
1階はお土産とかカフェなどがあり、その上は展望タワー。
ちなみに事前に展望チケットがコンビニで買えて、100円割引。
当日チケットを買う時に市電の一日乗車券を見せるとポストカードがもらえるらしいのだけど、私は事前チケットだったのでスルー。

最初は展望台でしょ、と真っ先に上へ。
エレベーターは上がっていく時に照明が消えて、壁の絵が光る演出がありました。

展望台2階へ到着。
中学の頃に来たけど全然覚えてなかったので改めてじっくり見学。
360度の展望は見晴らしがいいですねー
春はポストカードなどでもおなじみの桜いっぱいの美しい眺めが見られます。見てみたい。

展望台から見る五稜郭公園
逆光で何も見えない土方像
見やすく加工しました。いい男だなぁ

展示は箱館戦争までの軌跡とか、五稜郭にまつわるものがありました。

五稜郭のジオラマ
五稜郭設計図を説明するシーンのジオラマ

こんな感じのジオラマを使った説明もあったりしたのだけど、これがまた細かくて!
見てください

アップにしたよ

いやすご~!?
分かりづらいかもだけどこの本は1センチくらいしかないのよ、ジオラマの精巧さ半端ない、見てて飽きない…

1周回ったところで展望台の1階に降ります。
ここではお土産の他、ソフトクリームや記念メダルの販売などがあった。
せっかくなのでソフトクリームを食べたよ!

さくらミックスソフト

ラムネ味の新選組ソフトと、さくら味のさくらソフトがあった。
さくらは展望台限定らしい?
新選組ソフト選びたいところだけど…さくら味というもの自体に目がないのでこっちにしました。
ミックスにするかどうかも悩んだけど、ミルク感もほしかったのでミックス。
ほんのりさくらで美味しい~~~!

そしてお土産。
いや、あの、買うつもりなかったんですよ。全然。

五稜郭タワー展望台で買ったお土産

ちゃんと観光客じゃん私…
他にも気になるものはあった、あったけど我慢した。
クリアファイルとか絶対使わないんだけどさ…安くなっててつい…
アクスタ買うところがしっかりオタクだと思う。

そしてもう一つ、気になるものが。
「コンピュータ手相占い」
五稜郭と関係ありますそれ!?
当たるらしい。へぇ…1回300円…安いし記念にやるか…
手を乗せる。お姉さんがコピー取ってくれる。それを機械に入れる。
紙が出てくる。

コンピュータ手相占い

うん…思い当たる節はあるし手遅れなのもある気がする…
外交方面はどの占いやってもよく出る、何でだ。転職間に合う?
金銭感覚に脆く…ええ今痛感してますね。お土産、あんまり考えずに買ったね…

展望台を降りて目に付いたのは、これまた土方さんの銅像。

馬から五稜郭に降り立った姿の像らしい
生家から寄贈された矢竹

ほぇ~ってなりながら今度はお土産コーナーに行きました。

Welcomeしてくれるヒジカタ君

さっき気づかなかったけどなんかかわいいのがいる!!
調べてみたらそういうキャラクターが存在していた。

「新撰組副長土方歳三に憧れるあまり魂が同化してしまった函館の観光ガイドなのである」
土方さんじゃないんかいwww

他にもテレビ父さんとかジンくんとか!知ってる知ってる!同じ会社が制作してるのか。
うえ~~~たまらんかわいい~~~
このお土産ゾーンめちゃめちゃ広くて、五稜郭だけじゃなくて北海道のグッズとか普通に売ってた。
雪ミクとかシマエナガもあった。

で。

五稜郭タワーで購入したお土産

見事にヒジカタ君しかない。
下ふたつはTシャツ。かわいいがすぎる。
なんか売ってるもの全部可愛くて困った…オタクの心ぶっ刺してくる…
トートバッグはA4サイズという使い勝手良くなさそうなサイズ感だけど絵が好きすぎて~~~限定とか書いてたし~~~
漫画も見つけてこっちはノータイムでカゴに吸い込まれた。オタク…


箱館奉行所

さて、次は五稜郭公園中心にある箱館奉行所に行きます。
天気がいい!

一の橋前
一の橋
一の橋からの眺め
一の橋を渡った後の丘から見える景色
二の橋
箱館奉行所入口前
こんなところを通って行きます
箱館奉行所

到着~!
とりあえずぐるっと一周見てみました。

裏手
裏手から見た更に後ろ

裏は何もなかった…こうなってるのか、へぇ~!って感じで見てた。
そして敷地が広くてすごい!気持ちいい!
何かに使えるかも…と写真をとりあえずいっぱい撮った。

そしていよいよ中に入ります。
靴を脱いで上がって、中で入館料を券売機で買う。現代的w

入口にある「使者の間」

中は、この部屋はこういう身分の人が使うところ、とかの説明や、奉行所がどういうことをされていたか、どんな造りか、などの説明がありました。
団体はいたけど、見学ルートかぶってなかったしそこまで混んでなかったのでゆったり歩いて見学できて良かったな。

入って最初のところ
大広間

大広間はそれぞれ奥から一之間、二之間、三之間、四之間の4つの部屋を合わせて72畳敷きで、偉い順に座っていたらしい。勉強になる。

一之間
廊下
中庭
屋根裏?
人物駒を使って説明を表示できる機械
薄桜鬼イベント開催のご案内

急な薄桜鬼www
好きだけど!!後で調べたらもうとっくに終わってんじゃねーかwww
イベント?何?って混乱したわ。
薄桜鬼ってかなり独自のストーリーだけど合わせるところは合わせてて上手いなぁって思います。
まぁ主軸を合わせるのは当然ではあるけどさ。
新選組って別にかっこいい集団ではないんだよね。なんとも泥臭いし今じゃ非難されるようなこともたくさんしてるし。
でもこうして歴史的なものとコラボするってやっぱり評価されてる作品なんだろうなーって思う。

箱館奉行所の復元について

奉行所を復元するドキュメンタリーも流れてました。
これが結構興味深かった。すごい手間と時間をかけて蘇る様子が知れて面白い。
明治4年に解体されてから140年経って復元されたんだって。
職人さんたちがめちゃめちゃ頑張って作ったんだなぁ…薄いコメントしかできなくて申し訳ないけども。

トイレ

他にもいろんなお部屋の紹介や、五稜郭の歴史とかの展示品もありました。
量が多いのでこのへんにしとくけど、是非見に行って欲しい。

帰りの橋から見た景色。めちゃ良…

終了!
次の予定は碧血碑。
ここでお土産何欲しい?って聞いてたお友達からお返事があったので、一旦函館駅に立ち寄り朝市でお土産を購入し発送するというのが挟まりました。
先に聞いとけばよかったやんと思いつつ、気づかずスルーしてたエリアもあったのでついでに見学して、ちゃっかり自分へのおつまみなんかも買って、いざ次の地へ。


碧血碑

『箱館戦争での旧幕府軍の戦没者(約800名)を供養するために、函館山のふもとに建立。碧血とは「義に殉じて流した武人の血は3年たつと碧色になる」との中国故事による。』

ここへは、市電で「谷地頭」まで行きます。
谷地頭行き(Y)と函館どつく前行き(D)という2つの路線があって、Yのほうに乗らないといけない。
乗り換え地点がいくつかあるから間違っても途中で乗り換えれば良いだけではあるけど、市電で路線が分かれているのは地元になかったので新鮮。

駅に到着!

「谷地頭」前

おお~ちゃんと看板に碧血碑って書いてあるぞ。
地図アプリ起動、ほんほんこっち方面ね、と意気揚々と歩きだしたものの、ずんずん登りになっていきます

降りてすぐのところ
ちょっと進む
どんどん行く。あまりに人がいなくて不安。
鶴若稲荷神社

おや…ここじゃないな、まだここから進むっぽいぞ?
少しUターンすると、ありました小道が。

碧血碑への道

ここから更に進むと、看板がありました!

碧血碑への看板。急に猫が足元にいてびびった。
登ります
まだ登ります
どんどん登るよ
碧血碑前

到着~!!
軽い登山だった…
昼だったからいいけど日が落ちたらこの辺怖いぞ多分…
行く人は明るいうちに行くべきだと思います。

横には、柳川熊吉の碑があります。この方は碧血碑を建てた人。

柳川熊吉の碑。正面は撮り忘れ。
碧血碑

思ったより大きくて、迫力もあってすごかった。
ここでもしばらく手を合わせてきました。
そしたら背後でガサッと足音がして何かと思ったら、ランニングしてる人が通り過ぎてった…びびった…
こんなところまで走りに来てるの?すごいね…

下りの景色
下りの景色
わ~眺めが良い!

雰囲気のある道をまた降りてったら、途中で横道に入れるところを発見。
ちょっとだけ道が短縮できたぜやったね。
谷地頭へ戻ってきて、市電の時間がまだ10分くらいあるのでコンビニでお手洗いをお借りしようと思ったら店の横で煙草を吸ってる人たちが。
灰皿がある…だと…!?今日日見ないものがこの地にはまだあるのか…!
一服決め込んだ。ハッピー。


新撰組屯所跡地(旧称名寺)と現在の称名寺

さて次は、谷地頭から市電で「大町」に向かいます。
一旦「十字街」に行ってDに乗り換える。

また坂道を上ります

3分くらい?上って曲がるとすぐありました。

新撰組屯所跡地(旧称名寺)
今は函館元町ホテルが建てられている

この周辺には称名寺というお寺があり、新選組の屯所としていたそうです。
称名寺には土方さんの供養碑があったけど、そのお寺も3回大火に見舞われて供養碑自体現存はしていない。
そして移転した称名寺に、昭和47年に有志により建立されたんだって。
このあたりにいたんだなぁと思うとなんだか感慨深い…

とはいえここは普通に住宅街。他に特に見るものはなく。
移転したという称名寺に向かいます。
市電でいえば「函館どつく前」のほうが若干近そうなのだけど、徒歩15分くらいだそうなのでこのまま徒歩で行きます。

ねこちゃん発見
景色良いな~
外国人墓地も近いから洋風の可愛いおうちが多いのかな
函館のマンホール
姿見坂
幸坂
千歳坂。坂がいっぱいだね
海が見えるよ…

そして到着しました。

称名寺

入ってすぐのところに供養碑がありました。結構小さい。

土方歳三と隊士4名の供養碑
高田屋嘉兵衛の顕彰碑

その他、高田家のお墓や著名人のお墓、函館空襲戦災者慰霊碑などがあります。
合掌。


新選組最後の地碑

称名寺を出て、また徒歩で、今度は「函館どつく前」へ向かいます。
ここも全然人がいないよ~

魚見坂
こういう階段の雰囲気すごい良い…

徒歩10分くらい歩いたところで、普通の公園が姿を現しました。

普通の児童公園

しかしここが目的地なのである。

説明書き
新選組最後の地の石碑

ちょっと位置は違うけど、このあたりで旧幕府軍は降伏したそう。
土方さんが倒れて、新政府に市街地を奪われて、ここで孤立した旧幕府軍たちはどんな気持ちだったんだろうなって考えてしまうね。
そりゃ今の日本があるのは明治政府が勝ったからであるのは分かってるけど、彼らは彼らの信念があったわけでさあ…


北海道坂本龍馬記念館

帰る予定時刻まであと1時間ちょっとある。
これだったら市立函館博物館を入れても良かったかもしれないなぁ…と思いつつ、もうひとつ気になっていた坂本龍馬記念館が道中で立ち寄れる場所にあるので、そっちに向かうことにしました。

「函館どつく前」より「十字街」へ移動。
降りたらほぼ目の前にありました。

北海道坂本龍馬記念館・市電を降りてすぐ見える
北海道坂本龍馬記念館・正面

時間も夕方、他にお客さんがいねえ…
概要はこんな感じ。

エントランスはグッズ売り場とか映像見れるところとかがありまして。
とりあえず中に入るか~と思ったら、ここは写真NGだった…残念。
入口にいた龍馬の像はOKとのことだったのでパシャリ。

坂本龍馬像。私写真下手かもしれん

龍馬は北海道には来れなかったけど、蝦夷を開拓することを目指していて、それについてこういう思いがあったとか、そっちの方面に強い展示内容だと思います。
もちろんこういうことをした人だよ、という内容もあるし使っていたものの展示なんかもあるんだけど、こういうことをしてきた人が目指したものが、こうやって引き継がれています、という方面を重視してるというか。
まぁ…函館に関連するってなると当然そうなるか…

乙女姉さんへのお手紙とか面白かったね。
龍馬については多分有名どころの話くらいしか知らないので、結構新鮮な気持ちで見れたかも。坂本家の足跡もなかなか興味深かった。

この時点でかなり足がしんどかったので40分くらいで見学を切り上げ、エントランスで流れていた映像を見てました。
武田鉄矢の声が聞こえてくるな…ってずーっと気になってて…
椅子と机が置いてある広めのスペースでゆっくり見れて楽しかった。
エンドロール後に知ったけど、流れていたのは「一人でなりとも ~北の龍馬列伝~」というDVDでした。
坂本家の子孫周り中心?のお話で、最初っから見たかったなと思ったけど調べてみたら50分もある!?
これ全部流してるのかな、最初っから見ようとしたら結構時間もってかれるけど、なんなら入場前のコーナーで流してるから入場しなくても見れるんじゃ…

そんな感じで時間が良い感じに過ぎたので、終わったところで切り上げて函館駅に戻りました。
そこで会社と自分へのお土産を買って~(また)
荷物をピックアップし、空港に行きました。
バイバイ函館…また来年来れるかな…


あとがき

最初は移動含めて15時半頃スタートし、2日目は函館駅についたのが17時頃だったので、合計26時間。
そのうちホテルの時間除くと約15時間の観光、ってところかな。
この時間でこれだけ詰めたのもなかなか。
他のこともしてるので、土方さんゆかりの地をゆっくり回ろうと思えば2日あれば余裕って感じでした。
思ったより各所でじっくり見れそうだったからな…ギュッとしすぎてちょっと勿体なかった。
土方・啄木浪漫館が閉館しちゃうの残念でならない…また行きたいのにな…

けどすっごく充実した2日間でした。
大人になってから歴史を学び直すってなかなかないし、自分のペースで回れて一人旅って大好き。
趣味が同じ人とワイワイ感想言いながら回るのも良さそうだけど、やっぱ自分はこういうのは一人旅のほうが向いてるって思ってしまうな。

次はどこに行こうか、計画立てるの楽しみです。

自己満足のレポだけど読んでくれた方ありがとう。
函館、良いところでした!みんな行こう!

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