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WandaVision 4話の考察と感想

ディズニープラスで配信中のドラマ『ワンダヴィジョン』(原題: WandaVison)の最新話(2021年1月29日 時点)の考察と感想について、最新話のストーリーを交えて語ります。

※こちらの記事はネタバレを含みますので、ご注意ください。

1話〜3話についての考察はこちらの記事でしていますので、未読の方は良かったら覗いてみて下さい。

■モニカ ランボー
□ウエストビュー失踪事件
■調査開始
□調査(途中)結果
■考察まとめ

■モニカ ランボー

単刀直入に言いますと前回の考察で記した通りジェラルディンはモニカ ランボーであると判明しました。

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最新話では1話〜3話と異なり、モニカの過去のシーンから始まります。
母 マリアの病室で目覚めたモニカは、ベッドにいるはずの母親を探して病室を出ます。しかし病院はパニック状態の人々で溢れかえっています。
それもその筈、『アベンジャーズ/インフィニティー ウォー』でサノスの指パッチンで消えた人々が『アベンジャーズ/エンドゲーム』のハルクの指パッチンで戻ってきた直後だったのです。

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訳もわからないまま、モニカは母のことを知る病院職員からマリアは3年前に癌の再発で亡くなり、その2年前にモニカが消えたことを知らされます。(いきなり情報量が多過ぎて可哀想です。)
それから3週間後に職場復帰したモニカはS.W.O.R.Dの施設に戻ります。
また、そこでS.W.O.R.Dを組織したのがマリアであることが判明します。(ニック フュリーが組織したと考察していましたが、違いましたね。でも、フューリーも間違いなくS.W.O.R.Dに関わっていると考察します。)
復帰直後のモニカにはS.W.O.R.Dの目的である地球外生命体の活動や宇宙からの脅威を観察するといった行為とは少し外れた地上での任務を指示されます。
少し不満そうなモニカでしたが、消えた人々がいつか戻ってくると信じた母 マリアが決めた手順に沿っての指示であると説明を受け任務を引き受けました。

□ウエストビュー消失事件

モニカの復帰任務はウエストビューで起きた失踪事件の調査の様です。
具体的な任務の目的が現時点では視聴者にはわからないようになっています。
(モニカの任務は失踪したワンダを保護することかもしれないと考察できます。)
現場であるウエストビューに到着するとFBI捜査官ジェームズ E ウーからFBIが証人保護していた人物がウエストビューから消えたどころか町民全員が消えたことの説明を受けます。これを勝手にウエストビュー消失事件と呼ばせて頂きます。
また、地元警察官からはウエストビューなんて町は元から存在しないという説明をウエストビューと大きく書かれてた看板の前で受けます。(ちなみに警察官はイーストビューの出身だそうです。何か胡散臭いですよね...。)

モニカは町を調べることをジェームズに提案しますが「来るなと言っている。町の雰囲気がな」と言われてしまいます。
(ハン ソロみたいなこと言ってないで国民の税金から給料貰っているんだから仕事しろよ!と思ったのは私だけでしょうか?)

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そこで仕方なくドローンを飛ばすモニカは町全体が見え難い(ブラウン管テレビの画面の様な)何かに覆われていることに気がつきます。
果敢にも腕を突っ込んだマリアは町に吸い込まれる様に姿を消してしまいます。

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■調査開始

マリアが姿を消して24時間後には町を囲むようにS.W.O.R.Dが臨時基地を設置します。
そこに収集された科学者の中に天文物理学のエキスパートとして『マイティ ソー』『マイティ ソー/ダーク ワールド』のダーシー ルーが登場します。

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生意気っぷりは健在ですが、ジェーン フォスターの助手をしていた彼女の出世した姿がみれます。
(筆者は『40歳の童貞男』からカット デニングスのファンだったので、リーク情報でダーシーの復帰は知っていても歓喜しました。)

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ダーシーはすぐに高レベルのCMBR(Cosmic Microwave Background Radiationの略、宇宙マイクロ波背景放射)が放送周波数に絡んでいることに気がつき、徐に探知機の様なものを機械に繋げます。そこに写っていたのは1話でのワンダの姿でした。

□調査(途中)結果

調査する中で判明したことがいくつかあります。
・ウエストビューは六角形状にエネルギーに覆われていること。
・何故かワンダと死んだ筈のヴィジョンがいること。
・2人を主役としたシットコムが高レベルのCMBRと一緒に放送されていること。
・シットコムに出演している役者全員に本名があること。
・ウエストビューには検閲のような物があり、放送されている世界観にそぐわない物や衣装、つまり都合の悪いものは強制的に変更される。

モニター調査していく中でジェラルディンと名乗るモニカの姿をダーシーとジェームズは確認します。この時点でモニカが演技をしているのかなどは2人には理解できませんし、演技しているにしても何の為かわかりませんよね?
そこで2人はラジオの周波数を利用してワンダに話しかけます。(これが2話でラジオから聞こえてきた声の正体です。)

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声に気がついたワンダですが、次の瞬間に映像は無理矢理に編集(上記で記載した都合の悪いものは強制的に変更)されてしまいCMに切り替わります。
このCMはヒドラシンボル入りのストラッカーという商品名の腕時計です。
わざわざダーシーにこのCMを見せるシーンを盛り込むことでヒドラ復活の示唆ではないかとう考察に至りました。

そしてモニター調査は3話の終盤のシーンになります。
ここでウルトロンのことに触れたモニカ(彼女自身も訳が分かっていないような様子)はワンダからよそ者と判断されてウエストビューから弾き出されたのでした。
その直後に帰宅したヴィジョンはサノスにマインドストーンを取られて死んだ顔をしていました。(ここはもうホラーですw)

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それに動揺したワンダですが、一息置くとヴィジョンの顔はすぐに正常に戻ります。ワンダを心配したヴィジョンは彼女に「この町が嫌なら君の行きたい所へ行こう」と優しい言葉を掛けますが、ワンダは「それは無理。ここが私たちの家よ。心配しないで。全部コントロールできている。」と言うのです。
(何か怖いっす!すごく怖い地雷女子です!)

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一方、ウエストビューから弾き出されたモニカはS.W.O.R.Dの職員に囲まれます。
彼女は「ワンダよ。何もかもワンダよ。」と告げるのです。
恐らくウエストビューの中に入るとワンダの力によって記憶などが書き換えらてしまうのでしょう。

■考察まとめ

前回の考察とは異なる展開を見せた最新話は3話までを主軸に置くと番外編の様なストーリー展開でした。
最新話の内容を含めてストーリーの全容を改めて考察します。

"突如失踪したワンダを保護するべく最後に目撃情報があったウエストビューに向かったS.W.O.R.Dの諜報部員モニカ。
しかし彼女はワンダの想像で成り立つ町、ウエストビューに吸い込まれてしまいます...。果たしてワンダは彼女の意思で動いているのか、それとも何者かに操作されているのか。”

これが自分なりのストーリーのまとめです。
ワンダ自身の記憶が曖昧なこともあり、彼女の意思ではなく、何者かに操作されているのではないかと思います。
これが何者なのかはハッキリとしていませんが、ヒドラであれば更に面白い展開になっていきそうです。

5話は2021年2月5日(金)日本時間 17:00に全世界同時配信です。
いよいよストーリーは中盤戦に突入します。


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