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トラックドライバー適性の判断ポイント4選

ユキーデです。
今日は、

トラックドライバー適性の判断ポイント4選

ということで、書いていきます。

これから、トラックドライバーやってみようかなと思っている方の中には、

「自分にトラックドライバーってできるのかな?」

「自分はトラックドライバーに向いているのかな?」


このように悩んでいる方も多いと思いますので、今日は、トラックドライバーとして適性があるかどうかの判断ポイントを、絶対に外せない4つのポイントに絞って、書いていきます。

これから、トラックの仕事をやってみようかなと思っている方は、参考にしてみてください。

ではさっそくやっていくんですが、その前に1つだけ、トラックドライバーについての誤解を解いておきたいと思います。

よくトラックドライバーは、

「運転が好きじゃないとなれないよー」

って言う意見があると思うんですけど、これはウソです。

実際、僕は運転が好きじゃないです。
別に嫌いとまではいかないですけど、決して好きではないです。
仕事として運転しているという感じですね。

僕の場合は、1人でいることが好きだから、運転手をやってるって感じですね。

そりゃー運転が大嫌いな人が、一番運転が長い長距離運転手になってしまったんだったら、それはすぐ辞めることにはなるでしょう。

でも、運転が大嫌いでない限り、地場とか日帰りの仕事なら、目的地にすぐに到着してしまうので、運転の好き嫌いは、さほど影響しないんじゃないかなーと思いますし、仕事としてお金をもらって運転するんだったら、意外と運転ってできるものです。

それと、運転手をやってると、だんだん長い運転に慣れてくるんですよ。
僕でも、今では1日で走る距離が、600キロとか走ることもありますけど、けっこう平気になりましたね。

なので、この運転が好きかどうかというのは、あまり当てにしなくても大丈夫です。

めちゃくちゃ運転が嫌いだったら難しいですけど、あなたがもし、運転が普通に好きでも嫌いでもないって言うんだったら、普通にトラックドライバーになれるので、そこは安心して下さい。

ということで、ここから本題に入っていきます。
全部で4つありますので、1つずつ順番に解説していきます。

トラックドライバー適性の判断ポイント
①基礎体力があるか

トラックドライバーは、そもそも拘束時間が長い傾向にあって、1日で12時間ぐらい拘束される可能性があります。

仕事内容はどうあれ、その12時間拘束に耐えられる体力があるかが、まずはポイントになります。
12時間拘束が初めての方には
けっこう長いと感じる部分だと思います。

12時間というのは、ベテランのドライバーからしたら、何でもないことなんですが、未経験の方からすると、どんなにラクな仕事でも、12時間拘束は、ズシッとくると思います。
ボディーブローのように‥っていう感じで効いてくると思います。

でも僕的には、トラックドライバーをやってたら、工場で働くとか、構内作業で働くとかよりは、時間が早く感じると思います。

僕は以前、市場の中で働いてた時に、時間が経つのを遅く感じました。

「早く時間にならないかなー」

ってけっこう毎日思ってたし、アルバイトで食品のレーン作業をやってたこともありましたが、その時も時間が全然経たなくて、嫌気がさしたのを覚えてます。

でも、トラックドライバーをやってると、逆に時間が足りないというか、配送を間に合わせないといけないというのが常にあるので、構内作業をダラダラやって時間がくるのを待つよりは、時間が経つのが早く感じられると思います。

それと、拘束時間が長いということは、次の日の出勤までの睡眠時間が少なくなることを意味しています。

トラックドライバーという職業は、睡眠不足になることは日常茶飯事なので、それに耐えうる体力も必要になります。

そして長時間の運転ができる体力があるか。
地場とか日帰りであればそんなに長時間運転にはならないですが、中、長距離ドライバーなら、5時間、6時間、7時間と運転することもあるでしょうから、もちろん4時間ごとに30分休憩は必ず入れないといけないですけどね。

長距離ドライバーになろうと思ってるなら、その運転ができる体力があるかもポイントになります。

ただ運転するだけでも、ずっと同じ姿勢で運転するのって疲れますし、事故しないようにとか集中力を使いますから、長時間となると疲れますね。
なので、この運転の体力があるかどうかっていうことですね。

それと、荷物の積みおろしでも体力が必要になります。

仕事の性質上、どうしても身体的な負担がかかるので、あまりにもヒョロい人にはついていけないと思います。

ある程度、しっかりした体力、チカラが求められます。
ですが、これは仕事にもよります。
女性でも、全然できるような仕事もたくさんありますから、自分に合った内容のものを選択していけば問題ないので、そうやってもらえればいいですね。

体力的な部分をまとめると、

・拘束時間に耐えられるか
・睡眠不足に耐えられるか
・長時間運転に耐えられるか
・荷物の積みおろしに耐えられるか


この4点が大きな部分となりますね。
とはいえ、普通の人なら誰でもできるぐらいのものなので、そんなに大げさに考えなくても大丈夫です。

トラックドライバー適性の判断ポイント
②ストレス耐性があるか

トラックの仕事をしてると、交通渋滞で思うように仕事が進まないことはしょっちゅうありますから、その渋滞のストレスがまずあるのと、仕事が終わるのが遅くなって、寝る時間が少なくなるとか考えるので、そういうストレスもありますよね。

それと不規則な勤務時間によって、それ自体がストレスになることもあります。

あとは、イレギュラーな仕事が発生することもしょっちゅうあるので、それに対してストレスがかかることもあります。

「今日は早く帰れる!」

と思ってたのに、仕事を増やされて早く帰れないとか。

こういうことに、耐えられるメンタルの強さがあるかどうかがポイントになりますね。

なので逆に言うと、物事に柔軟に適応できる人は向いているといえますね。
不測の事態に対して、あまりストレスに感じない人も向いてると思います。

このような、いろんなストレスの中にいても、健康を維持できるチカラ、精神的なストレスを管理する能力が、この仕事をやる上では大きく関係しますね。

この自分を管理する能力、自己管理能力があるかどうかというのが、3つ目のポイントになります。

トラックドライバー適性の判断ポイント
③自己管理能力があるか

自己管理能力は、トラックドライバーにとって非常に重要なものになります。

自己管理能力というとたくさんありますが、社会人として遅刻しないとか、無断欠勤しないとかは当然のことなので、それは当たり前として、トラックの仕事は、基本的に全て自分1人でやる仕事なので、全て自分次第なところがあります。

まず大事になるのが、運転中に眠くなったら、自分の判断で止まることができるかということです。

これは意外と大事で、眠くても止まれない人が多いんですよ。
よくあるのが、もう少しで目的地に着くから、眠いけど頑張ろうと走ってたら、いつの間にか居眠り運転してしまって事故るとか‥

これはもう目も当てられないので、眠くなったら止まるという判断ができるかどうかは、1つ大事な部分ですね。

あとは、時間管理ができるかですね。
これは、1日の仕事量を全体的に見て、

「何時までにはここを終わらせないといけないなー」

「あそこの道は渋滞するから時間がかかりそうだな、じゃあ、ここを早めに出よう」

「雨が降ったら渋滞が起こりやすいな」


こういう時間の逆算ができると、予定通りに仕事を終わらすことができるようになりますので、時間の管理も大事ですよね。

あとは、感情の管理ができるかですね。

トラックの仕事をしてると、運転中に急に乗用車が割り込んできたりとか、しょっちゅうありますし、おろし先の人間が、嫌がらせしてきたりとかもあるかもしれないし、事故渋滞が起こるかもしれないし、いろんなことがあるんですが、こういう時でもイライラせずに、例えば、前の車を煽ったりとか、乱暴な仕事をしたりとか、そういうことをしてはいけません。

一応、会社の看板を背負ってるわけですから、自分のわがままな行動で、会社にクレームが入ることもありますので、そこを自分で感情のコントロールができないと、難しいかなと思いますね。

ということで、自己管理能力としては、

・眠くなったら止まる
・時間の逆算
・感情の管理


この3つは大事なところですね。

トラックドライバー適性の判断ポイント
④責任感があるか

これも、トラックドライバーには絶対に外せない要素です。

まず、一番大事になるのが、安全運転に対しての責任です。

自分は、トラックというとても大きな鉄の塊を動かしているんだ、という認識を持ってください。
とても危険なことであり、自分の運転によって、他の人に重大な被害を与える可能性があるということを、常に頭に持っておかないといけません。

だから、大型トラックをぶっ飛ばしたり、スマホ見ながら運転したりしている人は、そこの責任感が足りないと思うので、これからトラックドライバーをやろうと思う人は、そういうドライバーにならないように気をつけましょう。

次に、荷物に対する責任ですね。
どんな荷物であろうと、荷主さんから預かった大事な荷物なので、キズつけないように注意して、積みおろし作業をしないといけません。
万が一キズつけてしまったら、すぐに会社にちゃんと連絡することです。

キズつけたまま黙って納品して、相手先から会社にクレームがあったら、その方が自分の評価は最低になりますからね。

「キズつけても黙ってやり過ごそうとする人間」

って思われて、信用をなくしますから、自分がミスしたら隠さずにいうことも大事です。

それと、納品時間をしっかり守る責任もありますね。
この荷物は何時までに納品とか、この店は何時までに納品とか、決まってる場合も多いので、そこに絶対間に合わせる責任感がないとダメです。

ただしこれは、そもそもむちゃくちゃな仕事をさせられて、物理的に間に合わないようなコースを走らされている場合は、遅れても仕方ないです。
それでも何とか間に合わそうとして、無茶な運転をして、万が一事故ってしまったら元も子もないですから、そういうブラック企業はすぐに辞めるべきです。

僕が言ってるのは、ちゃんとしたコース設定がされてて、時間通りに納品できるにも関わらず、トラックで寝坊して遅れたりとか、ただ時間を気にしてなくて遅れたりとか、こういう凡ミスをしないように、責任感を持ってやるべきだと言ってるんですね。

そして、荷物を送れないように届けるということは、先に言った時間の逆算とも関係してくるので、常に間に合うように時間の管理もしつつ、納品時間をしっかり守ることが大事になりますね。

ということで、責任感というところでは、

・安全運転の責任
・荷物に対してキズつけない
・納品時間に間に合わせる

という責任を、必ず守るということですね。

以上、トラックドライバー適性の判断ポイント4選、ということで書いてきました。

これから、トラックドライバーをやってみようかなと思っている方は、この辺りに気をつけて挑戦してみて下さい。

では、また他の記事でお会いしましょう。

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