訳あって「英語とワタクシ」について書いてみる。 その1(多分、続くと思う)
そろそろ「英語」について書いてみます。
noteを始めた理由のひとつに「英語学習」があります。かれこれ10年以上、英語と格闘しています。が、いっこうに向上する気配がありません。こんなに向上しないのはなぜでしょう? そして、それでも懲りずに英語を勉強しているのには理由があります。というわけで、重い腰をあげて(まだ完全にあがったわけじゃないんだけども)のらりくらりと書いてみます。「英語とワタクシ」について。
英語を勉強している理由。
わたしはジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎というエクササイズメソッドを提供しています。この2つのメソッドを考案したかたはJuliu Hovathさんというルーマニア生まれのハンガリー人です。1980年代にニューヨークで自身のスタジオを開設し、ジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎を提供。以後、このメソッドは世界に広がり、現在に至ります。このへんはきちんと書くとめちゃくちゃ長くなるのでご興味あるかたはこちらからどうぞ。
ワタクシ、2002年にロサンゼルスで創始者Juliu先生のジャイロトニック®︎ティーチャートレーニングを受け、現在に至ります(その後、ジャイロキネシス®︎のトレーナーコースも受講)。当時はほとんどいなかったトレーナーも今ではずいぶん増え、日本でもじわじわとこのメソッドは広がっています。2002年当時、日本ではトレーナーになれませんでしたが、現在は日本国内でトレーナー資格を取得できます。そう考えると日本語のマニュアルとかありそうなもんですが、ありません。マニュアルはすべて英語。そして、認定トレーナーとして活動するための契約書などもすべて英語です。「日本語訳のマニュアルを作ればいいのに」とかいう疑問は持ってはいけません。郷に入りては郷に従え。英語でやるって言われたら英語でやるしかないのです。
実はワタクシ、この2つのメソッドのマスタートレーナーです。マスターは『マスターヨーダ』のマスターと思ってください。『生ける伝説』じゃないけどね。トレーナーになりたいかたたちが受講するトレーニングコースやすでに資格を持っているトレーナーのかたたちのアップデートトレーニングを提供できます。っていうと、すごい人なの?と思われるかもしれませんが、全然。全く。これっぽちもすごくない。とはいえ、『ジェダイ・マスター』になるにはいくつかのステップを通る必要があるように、わたしもマスタートレーナーになるためにたくさんのトレーニングを受けました。ちなみにジェダイ・マスターへの道はこちらからどうぞ。
マスターになるためのいくつかのトレーニングもほとんど英語で受けました。そして、そのたびに世界のどこかで半ベソになっておりました。だって、わからないんだもの。「わからない」と伝えるすべさえわからないんだから。
とはいえ、どこに行っても、やさしくてチカラになってくれる仲間がいて、いつもいつも誰かに助けてもらって生きてきました。助けてくれる人たちのおかげで生かされているワタクシ。みなさま、本当にありがとうございます。
なので、英語を勉強しているのはお仕事とともにライフワークとしても愛してやまないジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎のメソッドのため。と同時に、このコミュニティの人たちと英語でコミュニケーションが取れるようになりたい!日本にもゲストティーチャーをお呼びして、トレーナー仲間のみんなと一緒にジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎の面白さをさらに体感したい。いらしていただいたゲストに心地よく過ごしていただけるように英語でコミュニケーションが取れるようになりたい。まあ、カンタンに言えば、英語がペラペラになりたいの。ペラペラってなによ?どのぐらいのレベルなの?と言われたら、ワタクシのあたまの中はモヤモヤのグチャグチャ。なので、このぐらいとか整理できません。が、とにかくそこに向かって(どこ?)いこうじゃないか!わはは。←笑ってる場合じゃございません。
英語学習の歴史 〜外国人から学ぶ編〜
初めての海外ひとり旅は2007年12月。マイアミでのジャイロキネシス®︎トレーニングコースに参加するためでした。初めての海外ひとり旅。英語ができない恐怖心もあって、コース中に体調を崩したり、空港の「動く歩道」ですっ転ぶなど数々、やらかしながら帰国。「このメソッドを学ぶなら英語はできたほうが絶対にいい!」と察知し、すぐに英会話学校に体験レッスンへ。
その1 英会話学校「GABA」へ通い始める
体験レッスンを経て、レッスンに通い始めます。当時は英語で「How are you?」などの挨拶+smileですべてを乗り切っていました。あ、それとジャイロキネシス®︎を教えるときに使う、「one, two , three」「reverse」「change」「right」「left」は知っていました。
週2回ぐらいの感じで1年半ぐらい通ったんだろうか?「英語でコニュニケーションが取れる」にはおよそほど遠かったのですが、仕事先が鎌倉に変わったため、通えなくなり断念。イケメンが多かったし、いろんな国の先生がいました。全体的に知的な感じの講師陣でしたが、超初心者だったわたしにとって、テキストを読んでロールプレイをしていただいても、どうやって自分で勉強すればいいのかあまりわからなかったのが正直な感想です(今ならもう少し質問したりできると思うけど、その当時は何がわからないかすらわからなかったのです)。
その2 オンラインレッスンでCallan Method を学ぶ
鎌倉でスタジオをオープンしたばかりだったこともあり、軌道に乗るまでは金銭的にも時間的にも余裕なし。なので、スカイプでのオンラインレッスンをすることにしました。いろいろリサーチしているときに知ったのが「カランメソッド」という勉強法。母国語を習得するのと同じように、ターゲットとなる言語のみを使用して学ぶメソッド。要するに英語を英語で理解するので「英語脳になれるんだ!」と期待して飛びつきました。
先生が言っていることをそのままリピートすればいいので「This is a pen」レベルの時は問題ないのですが、途中から何を言っているのかわからなくなって、言っていることをリピートすることすらできなくなりました。それでもいつか突然、英語脳になるのかと思い、毎日30分ずつ2年間ぐらい続けたかと思います。そして、ここで「英語は嫌い。もうできなくてもいい」と思ってしまったのでした。
「英語学習の歴史 〜日本人から学ぶ編〜」に続きます(たぶん)。