
#01スケートパークリサーチ|愛知県名古屋市・若宮大通公園
スケートパーク探してみようかな。
あいち国際芸術祭2022のために旅行で訪れた名古屋で、ふと思い立ってGoogle Mapで検索をかけてみる。
若宮公園スケートボード場(大須3丁目)。
滞在していたホテルから徒歩15分ほどの距離にある。
翌朝、朝の散歩を兼ねて見に行こう、と決めた。
これまでの人生で訪れたことのあるスケートパークと呼べるところは、オープン1周年の記念イベントを見学に行った秋田市内のCliffs Skate Rampのみ。その他、秋田市が開放している八橋運動公園の駐車場も見に行ったものの、滑っている人はいなかったし、滑った痕跡もほとんど確認できなかった。
公的に整備されたスケートパークとは一体どんなものなのか見てみたい。そんな興味本位からはじまった各地のスケートパークリサーチ。
基本情報
パーク名:若宮大通公園スケート広場
所在地:愛知県名古屋市中区大須3丁目
設置者:名古屋市
設置年:1998年
管理者:名古屋市中区土木事務所
面積:1,100平方メートル
営業時間:8:00〜21:00
利用料:無料
全国のスケートパークの情報はウェブサイト「スケパ」が網羅している様子。上記の基本情報は、スケパの掲載情報も参考にしつつ、現地で見た内容や自治体のウェブサイト、報道記事、その他インターネット検索をベースに編集している(ので間違っている可能性もあり)。
観察ノート
訪問日時:2022年8月1日(月)7:30〜8:00
利用者数:3人
高速道路の高架下に設置され、両脇も交通量の多い大通りに囲まれているために騒音はさほど気にならないか。近隣はオフィスビルや神社が中心。ただし、注意書きには「近隣住民の迷惑にならないように」とある。
ペットボトルのゴミが放置されていること、破損したセクションが多数放置されていることが退廃的な雰囲気を醸し出していて、私自身が抱くストリートカルチャーとしてのスケートボードのイメージ(いつか映画で見たようなイメージ)とシンクロする。それによって、近づきにくいとか、怖いと感じる人もいるだろう。
セクションや看板に描かれたグラフィティや貼られたステッカーにも味を感じる。
利用者の3人は言葉も交わさず、黙々と滑りつづけていた。






備考
1998年に整備されたこちらのパークは、2022年〜2023年にかけて名古屋市が拡充を計画している。